咀嚼と寿命と氣功の三角関係、性エネルギーも入れて四角関係の話😁
♦咀嚼と寿命と氣功と性エネルギー
四つの川が合流する場所。
人は、口で生きている。
そして、腹の奥で燃えている。
この二つのことを、現代人はほとんど別々の話だと思っている。
食べることと、愛することと、老いることと、氣を整えることを、まるで別々の棚に仕舞って生きている。
だが、身体の中では、最初からずっと、一本の川だった。
♦よく噛む人が、長生きする。
これは民間伝承ではない。
2017年のスウェーデンの縦断研究では、咀嚼能力の低下が全死因死亡率の上昇と有意に相関することが示された。咀嚼回数が多い人ほど認知症リスクが低く、サルコペニアの進行が遅い。噛む行為が脳への血流を増やし、海馬の神経新生を促すからだ。
だがここで止まると、まだ表面しか見ていない。
♦噛むという行為の本質は、迷走神経の活性化にある。
口腔内の咀嚼運動は、第十脳神経である迷走神経を直接刺激する。迷走神経は心臓・肺・消化管・免疫系をつなぐ最大の副交感神経幹だ。これが活性化すると、身体は「安全」を認識する。コルチゾールが下がる。炎症性サイトカインが減少する。テロメラーゼという酵素が活性化し、染色体の末端にあるテロメアの短縮が抑制される。
テロメアとは、細胞分裂のたびに少しずつ削れていく「寿命の芯」のようなものだ。
よく噛むことは、その芯の燃え方を遅くする。これが第一の川。
♦では、性エネルギーはどこから来るのか。
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