コンテンツにスキップ

澗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

澗(かん)は漢字文化圏における数の単位の一つ。澗がいくつを示すかは時代や地域により異なるが、現在一般的に行われている万進法では 1036 を示す。

概要

[編集]

澗の位および前後の位の命数は以下のようになる。上数は数が非常に多いので、一部のみを表示している。

下数万進(現在)万万進上数
1011溝1032一溝1056一溝10512一溝
1012澗———
1013正1035千溝1063千万溝101023千万億兆京垓𥝱穰溝
—1036一澗1064一澗101024一澗
1037十澗1065十澗—
1038百澗1066百澗101536一溝澗
1039千澗1067千澗—
1040一正1068一万澗102047千万億兆京垓𥝱穰溝澗
—1069十万澗102048一正
1070百万澗
1071千万澗
1072一正

性質

[編集]

1澗は、英語圏のShort scaleでは Undecillion、Long scaleでは Sextillion に相当する。

千進の英語圏Short scale、万進の漢字圏、百万進のLong scaleで単位があがる数である。これは他に兆、𥝱(秭)、極、那由他(指数が12の倍数となる10の累乗数)が該当する。

使用例

[編集]
  • インターネットで用いられる次世代の規格のIPv6では、IPアドレスの数は約340澗(2128 = 約 3.403 × 1038 = 340澗 = 340兆の1兆倍の1兆倍)個ある。
  • MD5のハッシュキーの長さは、2128(約 3.403 × 1038 = 340澗)である。
  • ゲーム「Big Rigs」におけるトラックの後退速度の上限は1.23 × 1037MPH = 12.3澗MPH(1.97 × 1037 km/h = 19.7澗km/h)である。これは光速(時速10億8000万km)よりも速いため現実にはあり得ない速度である。

脚注

[編集]

関連項目

[編集]