【質疑詳報】細田博之衆院議長の記者会見 打ち切り間際の言い分は? セクハラ、旧統一教会どう説明した

2023年10月13日 22時41分 有料会員限定記事
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 13日に開かれた細田博之衆院議長の記者会見の冒頭発言と質疑は次の通り。
 【冒頭発言】

記者会見する細田衆院議長=東京・永田町の衆院議長公邸で

 皆さんこんにちは。任期途中でございますが、このような形で途中で辞任いたしたいということは誠に残念でございますし、皆さんに申し訳ないと思っております。心からおわび申し上げます。このたび衆院議長の職を退任させていただきたいと考えております。正式には、召集日(20日)の朝に海江田(万里)副議長に対して議長職の辞職願を提出するつもりですが(※事務方から19日提出と訂正)、本日、臨時国会の召集が正式に決まったということで、なるべく早いタイミングで説明させていただきたいと思い、みなさまにお集まりいただきました。

 衆院議長 憲法41条で「国権の最高機関で国の唯一の立法機関」と定められた国会の衆院のトップ。首相や最高裁長官、参院議長とともに「三権の長」と呼ばれる。議院秩序の保持や議事整理などを行う。歳費はボーナス(6月と12月)を含め、計約3642万円。議長公邸や議事堂内の議長室、議長車を使用でき、衆院職員の秘書2人も付く。

 まず7月に(島根県の)隠岐島を3日間で巡った時に、熱中症と言われておりますが、そういう状況になりまして、早期治療を行いましたら、実際は熱中症と言っておりましたが、脳梗塞の初期でございました。脳梗塞というのは、血栓溶解薬の処方と脳内に金属製のステントを設置して血行を良くするという措置なのですが、脳梗塞の手術は成功しまして、問題はないと。普通に活動していいということでございました。
 しかしながら、私は過去に手術を行いました前立腺肥大のレーザー手術というのがございまして、前立腺肥大というのはおしっこが出なくなっちゃう男性特有の病気でありますが、それでしょうがないと、どういう手術をしようかという時に、レーザー手術というのをしていただきました。2年ほど前のことであります。
 それで、ところがですね、血栓溶解剤を使いますと過去の傷にまた穴が空いて、普通は大丈夫なんですが、また血が出る。つまり、膀胱ぼうこう内に血がたまってですね、またその膀胱内の出血を洗わなければならないという事態が発生することが分かりました。これが結構大変でして、突然尿が止まって、それで膀胱内を洗うと、そういう手術でございますから、予期しない議事対応が困難になる、公務に支障を来す可能性があることが分かりました。

記者会見に臨む細田衆院議長=東京・永田町の衆院議長公邸で

 お医者さんとも相談をしましたが、いや、3日は休めばいいんですよと言うけど、いや、議長の仕事は3日休めば良いということにはならないんだ、何とか血栓溶解をやめて、膀胱内出血が出ないようにできないかとだいぶ議論したんですが、ちょっといろいろ無理じゃないかと、そこまでは、ということで、例えば天皇陛下をお迎えする開会式の前にこういう問題が起こると、代表質問や補正予算審議の本会議など、議長としての重要な公務が予定される中、国会運営が停滞することは避けなければならないんじゃないか。したがって、やはりご迷惑をかけちゃいけないと、私の責任を持って辞任をしようということを決めました。お医者さんもそれを了解しています。
 先般も(北海道の)釧路の方に出かけたり、いろいろな催し物に出ておりますが、血栓溶解の薬を調整しながら、何とかお務めすることができました。天皇陛下が釧路に来られて植樹祭をやられた、海づくりの会をやられたわけでございますが、それにはお医者さんと協議をして何とか出たんですが、そういうことがありました。
 そういうことで、これが全てでございます。やや分かりにくいから病状を詳しくご説明しましたが、どうしても血栓溶解で突然ある日出血が出る、そういうことが出るということでございます。
 それでは、国会議員として何もできないのか、ということについては、その、1日ないし2日間止まるんですね、仕事は。しかし、3日以降は大丈夫。そういう仕事ですから、私は国会議員としては地方交通の維持の問題、鉄道議連(議員連盟)としてやっておるとか、それから地域おこしのための組合(特定地域づくり事業協同組合)の設置の問題とか、過疎対策をするとか、さまざまな仕事に従事しておりまして、特に原子力発電の問題とかエネルギー問題、産業問題には非常に強く関与してきておりますので、これからもそういった仕事はしっかりとやっていきたいというのが私の趣旨でございまして、そういうことは、なかなか私以外の人が簡単にできるような仕事じゃないんです。
 森林環境税をもっと森林のために使おうとか、そう自負しておりますので、これから一国会議員として国政に携わってまいりたいと思います。冒頭の私からの辞任の趣旨については以上でございます。ありがとうございました。

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