森友学園問題での財務省の決裁文書改ざんなどを受け、創設された公文書管理の公的資格「認証アーキビスト」について、政府が中央省庁での活用策を決めていないことが分かった。公文書管理法は2011年4月の施行から10年を迎えたが、文書管理の不正防止に向けた政府・与党の法改正の動きは停滞している。(後藤孝好)
アーキビストは、公文書の適正な管理や保存、利用に関する知識を国立公文書館の研修などで学んだ専門職。20年度に募集を開始し、今年1月に190人が初めて任命された。各地の公文書館や資料館での勤務者が大半を占める。
政府は公文書管理を担当する自治体職員や、関連知識を学ぶ大学院生らを想定し検討中の「准アーキビスト」を含め、26年までに約1000人を認証する方針だ。
しかし、政府内でアーキビストの活用計画や指針は作られていない。内閣府公文書管理課の担当者は「専門人材を各役所にどう配置していくかなどは今後の検討課題。...
残り 449/897 文字
この記事は会員限定です。
- 有料会員に登録すると
- 会員向け記事が読み放題
- 記事にコメントが書ける
- 紙面ビューアーが読める(プレミアム会員)
※宅配(紙)をご購読されている方は、お得な宅配プレミアムプラン(紙の購読料+300円)がオススメです。
おすすめ情報
コメントを書く
有料デジタル会員に登録してコメントを書く。(既に会員の方)ログインする。