Added to

Sorry, there was a problem.

There was an error retrieving your Wish Lists. Please try again.

Sorry, there was a problem.

List unavailable.
Kindle app logo image

Download the free Kindle app and start reading Kindle books instantly on your smartphone, tablet, or computer - no Kindle device required.

Read instantly on your browser with Kindle for Web.

Using your mobile phone camera - scan the code below and download the Kindle app.

QR code to download the Kindle App

  • ナショナリズムと宗教: 現代インドのヒンドゥ-・ナショナリズム運動

Follow the author

Get new release updates & improved recommendations
Something went wrong. Please try your request again later.

ナショナリズムと宗教: 現代インドのヒンドゥ-・ナショナリズム運動

5.0 out of 5 stars (1)

Product Details

  • Publisher ‏ : ‎ 春風社
  • Publication date ‏ : ‎ September 1, 2005
  • Language ‏ : ‎ Japanese
  • Print length ‏ : ‎ 380 pages
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4861100488
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4861100482
  • Item Weight ‏ : ‎ 540 g
  • Amazon Bestseller: #333,881 in Japanese Books (See Top 100 in Japanese Books)
  • Customer Reviews:
    5.0 out of 5 stars (1)

About the author

Follow authors to get new release updates, plus improved recommendations.
中島 岳志
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

Discover more of the author’s books, see similar authors, read book recommendations and more.

Customer reviews

5 out of 5 stars
1 global rating

Top reviews from Japan

    Translated by Amazon
    See original
  • 5 out of 5 stars
    ナショナリズムと宗教が一体化すると、「化学反応」を起こして過激な排外主義に向かう
    Reviewed in Japan on October 10, 2021
    Brief content visible, double tap to read full content.
    Full content visible, double tap to read brief content.

    中島岳志氏は1975年生れの政治学者で、日本だけでなく、アジアの戦前と戦後とを通底する政治・社会・思想を考察した多くの著者がある。本書は著者の、インドにおける多年のフィールドワークをベースにした博士論文が基になったものである。ナショナリズムおよび宗教が複雑に沸騰する土地での調査という、他書にはない特徴がある。

    残念ながら本書ではヒンドゥー教についてはほとんど触れていない。立川武蔵著『ヒンドゥー教の歴史-宗教の世界史2』(山川出版社、2014年)によれば、インドの総人口の8割がヒンドゥー教徒である。ヒンドゥー教の起源は極めて古く、インド文明とともに興った。ヒンドゥー教のカバー範囲は、信仰や儀礼に関わるだけでなく、インド人の法律、芸術、建築など人々の生活のほとんどに関わる規範である。ヒンドゥー教がインド人の生活に占める意味は大きく、インド人の生き方そのものであるという。ヒンドゥー教においては「政教分離」は最初からあり得ないのである(この点はイスラム教も同様)。

    そこで本書のテーマである、インドのナショナリズムであるが、当初はイギリスによる植民地主義への反発から興った。インド独立運動を精神的に支えるものがヒンドゥー教であり、それが民族の自立を求めるナショナリズムと合体してヒンドゥー・ナショナリズムが生まれた。しかし、1947年のインド独立が既に問題含みだった。ムスリム中心の国としてパキスタンとバングラデシュ、そしてヒンドゥー教中心の国としてインドが独立した。「ナショナリズムと宗教」を両立させるようにインドは独立したが、そのインドにはイスラム教徒が13.4%、シク教・仏教・ジャイナ教徒などが3.8%含まれる。ヒンドゥー・ナショナリズムは、土着宗教であるヒンドゥー教中心の「国粋主義」であるから、ナショナリズムと宗教が一体化した国インドでは、両者が「化学反応」を起こして暴力を伴う排外主義(国内では対イスラム教、国外では対パキスタン)に向かう。独立前後から現在に至るヒンドゥー・ナショナリズムの動きや末端組織の活動実態調査が本書のテーマであるが、多数の組織やリーダたちが入り乱れ、複雑を極めている。悪いことに、宗教ナショナリズムは昨今激化の一途のようである。世界の大国インドの宗教ナショナリズムは、21世紀の世界の不安定要素になりかねない。

    本書のテーマである宗教ナショナリズムはインドだけでなく、世界中の不安定要素になっている。ヒンドゥー教や仏教など「多神教は他者に寛容である」という説もあったが、全く当てにはならない。一神教も多神教も、ナショナリズムと合体した途端にその排外主義は激化する。ネイションを「想像の共同体」としたアンダーソンの理論だけでは、インドの宗教ナショナリズムはとうてい捉えきれない。

    むしろイスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ著『サピエンス全史(上・下)』(河出書房新社)の考察が参考になる。ハラリは、人類を組織として統一させるための重要な要素として「貨幣・帝国・宗教」の三つを挙げた。そのうちの宗教は、かつてはキリスト教、イスラム教、仏教などの世界宗教であった。ハラリが指摘しているのは、虚構という点では資本主義、共産主義、自由主義、国民主義(ナショナリズム)といった「イデオロギー」も同じであり、したがって新たな宗教と見なせる、ということである。宗教とナショナリズムとは極めて親和性が強く、「宗教ナショナリズム」と化した途端に過激化して排外主義に向かうのである。「宗教ナショナリズム」は、まさに「宗教」として現代の宗教戦争を引き起こしているのかもしれない。

    2 people found this helpful
    Sending feedback...
    Thank you for your feedback.
    Sending feedback...
    Thanks, we'll investigate in the next few days.
    Translated from Japanese by Amazon
    See original