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夜を彷徨う 貧困と暴力 沖縄の少年・少女たちのいま
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仲間との関係から盗みを繰り返す少年、
目に殺虫剤を吹きかけられ失明寸前になった少女、
親の暴力から逃れるため家を飛び出した少年、
母親に風俗勤めを勧められた少女――。
居場所をなくし、夜の街を彷徨う少年・少女がいる。
売買春、不登校、深夜徘徊、窃盗、大麻、妊娠……
何が子どもたちをここまで追いつめているのか。
そして、子どもたちは日々何を思い、どう過ごしているのか。
“青い海と空"のイメージとは異なる、沖縄のもう一つの現実。
さまざまな困難にぶつかり、傷つけられた少年・少女たちの姿を追った。
目次<: br> 【第1章】 SNSの闇
・中2、買春の網に 「仕事ほしい」に業者即答
・「援デリ」強要 拒否すれば脅し、「殺される」
・相手、スマホだけ 「ないと生きてけん」
・寝場所、LINEで探す 「家にいるよりまし」
・「友人関係」を更新 先輩とのつながりに疲れ
・アプリで相互〝監視〞 位置情報は「信頼の証」
◇「裏アカ」の使用 女子高生約7割
◇SNS介し性被害 居場所、相談窓口足りず
・「クサ、買わない」? 同級生が購入迫る
◇「興味本位」「勧められた」 高校生ら10人摘発
・売人、身近な所に 「普通の子」の手にも
◇1グラム6500円 売人の男性証言
●危機に直面する10代
・承認欲求につけ込む大人 被害防ぐ声掛けを 上野さやかさん
【第2章】 消費される性
・「こんなはずじゃなかった」 生活の苦しさ変わらず
・親友にも話せない 「援デリ」、深い傷に
・誰も守ってくれない 補導され「ほっとした」
・店で「ピンサロ」強要 家、学校では孤立
・「親に言う」と脅され出勤 50、60代の客相手に
◇風俗店、「囲い込み」多様化 スマホアプリも温床に
・家を出るため風俗に 父の暴力「殺される」
・おなかの子、私が守る 「一緒に未来開く」
◇追い詰めるのは大人 被害者に厳しい社会
●見過ごされる大人の責任
・「所属先」確保して 大人側の支援も必要 上間陽子さん
・私が心の居場所になる 「できることをやるだけ」 山田照子さん
【第3章】 壊れた家族
・目に殺虫剤、視力低下 母の恋人から暴力
・生活費、全て自分で 育て方、分からぬ母
・バイトで生活支え 母、風俗勤め勧める
・父の死後、生活一変 働かぬ母背負って
◇児童虐待通告、最多 性的虐待も倍増
・俺、ここにいるよ 親の気引こうと万引
・非行エスカレート 施設脱走繰り返す
・認められる存在に 子ども時代を生き直す
●社会とのつながり切れ…
・無視しない社会を 「つながり」の大切さ強調 佐々木尚美さん
・助けを求められず、孤立し力尽きる親 杉山春さん
【第4章】 「仲間」依存
・いじめ機に非行 「青春は夜の公園」
・「怖い大人」消えた 家に帰らぬ生活
・窃盗に「うきうき」 関係断ち切れず葛藤
◇「頼み買い」横行 酒やたばこ、容易に入手
・大人いない「居場所」 「自分でいられる」
・中1飲酒、2人昏睡 救急通報、人工呼吸も
◇未成年、飲酒搬送43人 運転中の事故も
・バイクは「相棒」 事故っても乗り続け
●傷つき、身寄せ合い
・周囲の大人に支えられ、非行から更生 與古田亮希さん
・沖縄の「ヤンキー」調査 30代まで続く先輩支配 打越正行さん
【第5章】 母になって
・「若いから何」? 周囲の「偏見」感じ
・家計やりくり、家族守る 結婚後に借金発覚
・妊娠、学校を離れる 「マーマー、ごめん」
・娘の妊娠、親も苦悩 一緒に責任を背負う覚悟
・15歳「今度こそ産む」 中絶体験に「後悔」
・働きながら高校卒業 「堂々と生きる」胸に
◇「妊娠」自主退学 学業両立が課題
●浮かび上がる課題
・早い段階から、継続的な学びを 百名奈保さん 笹良秀美さん
・子ども守るための「親支援」 NPO法人「子育て応援隊いっぽ」
【第6章】 取材の現場
・「信頼している人なんていない」 「家族」にあこがれ
・「お前に話して何か変わるば」? 諦めたことの後悔
・「夜は外に出なくなったよ」 取り戻した母娘の時間
・「幼稚園まで幸せだった」 連鎖する暴力
・「前しか見てないんで」 10代で出産した母の奮闘
- Print length224 pages
- LanguageJapanese
- Publisher朝日新聞出版
- Publication dateMarch 19, 2020
- Dimensions7.4 x 5.04 x 0.61 inches
- ISBN-104023318671
- ISBN-13978-4023318670
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- Print length : 224 pages
- ISBN-10 : 4023318671
- ISBN-13 : 978-4023318670
- Item Weight : 234 g
- Dimensions : 7.4 x 5.04 x 0.61 inches
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- 2 out of 5 stars
「少年・少女たちの悪状況だけ伝えます。」では、駄目。
Reviewed in Japan on February 3, 2022沖縄に暮らす少年・少女たちの劣悪な環境を伝えるルポルタージュ。
親が暴力を振るったり、学校でイジメを受けて不登校になったり。
そうなると家に帰らなくなり、犯罪行為に走り、風俗業界で大人に搾取される。
確かに悲惨な状況は判る。そして、章の合間にそういった状況を改善させようと努力している団体の関係者のインタビュー記事もある。
だが、著者自身が何を具体的にしたのか、或いは状況を好転させるためにどうすればいいかと考えたのかという具体的な対応や対策が何も述べられていない。
これでは「唯、少年・少女たちの悪状況を伝えました。」で終わり、後に繋がらない。
こういった子供が搾取される状況に関する本は何冊か読んだけど、これはその中では出来の悪い部類だと思います。
単なる状況の羅列だよ。
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内容が薄い
Reviewed in Japan on July 3, 2020貧困が背景にある沖縄の少年、少女が不憫なことはわかるが、それから得られること、今後、何を行って対策していくのかが全く不明瞭。かわいそうと書いているだけでは何もならない。
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無償の愛のネットワークを一つでも
Reviewed in Japan on August 29, 2020沖縄で起こっている若者たちの貧困や、非行にフォーカスした本。
とりわけ沖縄に限ったことではないので、全般的な日本の問題なのかもしれない。
しかしながら、地方もそうだが、圧倒的に就職先がない。
観光業などが主なものだろうが、コロナ禍の今、この本に書かれている状況よりもさらに悪化しているだろう。
いろいろな問題があるが、特に、未成年の妊娠が気になった。
経済的にも精神的にも安定していない未成年の時期に妊娠して、子どもを産むこと。
ここから始まる、負の連鎖がまた虐待やシングルマザーを生み出してしまう。
ただ、早くに子供を産んだとしても、支えてくれる人がいれば何とかなる。
結局、若者たちが救われるのは、どれだけのネットワークが周囲にあるかである。
お金が絡まない無償の愛のネットワークである。
まともな父や母、祖父母がいれば大丈夫。なくても、友人や恩師など。
どこの段階であっても、どれかに引っかかって、道をもどし、いい人生を送ってほしいと願わざるをえない。
内容自体は、いろいろなNPOの人が出てきたり、いろいろな若者のエピソードが出てきすぎて、少しまとまり不足な感があった。
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具体的な解決策は・・・
Reviewed in Japan on April 14, 2021現在、どういったことが起きているのか?という問題提起にはなっているけれど具体的な解決策にまでは踏み込めなかった感じの本でした。多分、雇用だったり貧困だったりは現場の人間だけじゃなく国、社会全体の問題なんだろうし沖縄固有の問題があるのだろう。(考え方の違いなど)
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