先日、オンラインLT会の第2回を無事開催しました!
LT会の後の雑談時間が大盛り上がり!
正直、このイベントどっちが本体なんだとつっこまれそうなくらい延々与太話をしていました。でも、その場が生まれたのはLT会だと考えると、これはむしろすごいことでは? なんて思ったり。
ワークショップを設計する時もそうですが、あえて、
- 「名残惜しい」
- 「ちょっと物足りない」
- 「ちょっと言語化しきれないしこりが残った」
のような、残す体験を意図する時があります。
このように意図をもって設計したときは、フィードバックの受け取り方にも注意が必要ですね。
このLT会は、それだけでとてつもないまなびを届けて圧倒するようなものではありません。
そのような意図で設計した場ではありません。
- きっかけになったり、風になったりすることを目指して始めたもの
- 蝶の羽ばたき
なので、そのまま「つい」話したくなってくれたなら本当にうれしいことです。
LT会後雑談1:話すこと・聴くこと・続けること
せっかくなので、雑談の一部をまとめたメモを共有したいと思います。
この会のスピーカーは第1回と同じ2名でしたが、聴きに来てくれた方がもう1名いたので、3人でワチャワチャと話していました。
🧩 「得意じゃない」という実感の種類
- 話すのが得意じゃないと“思っている”のと、やってみて本当に得意じゃないと“自覚する”のは違う
- 「思ったよりできるじゃん」と語られることもあるけど、「やっぱり苦手だった」という実感にも価値がある
- 苦手だからこそこの場でやってみる意味がある。ここで失敗しても誰も傷つけられないし、捨てられることもない
💻 エンジニアにとって話すとは?
- 「喋らなくていい仕事だと思っていた」が、実際には日々の説明や調整でけっこう話す
- 技術について「なぜそうなるか」を説明する機会がこんなにあるとは思わなかった
- 話す場では、頭の中の構造も調整される。だからこそ苦手な人ほど、こういう場に出てみるのは有効かも
🎤 LTの良さと限界(そしてその先)
- LTはラリー形式(質問→返答の会話)ではないので“会話力”がそのまま伸びるわけではない
- ただ、5分間という時間と、フィードバックのある環境で「伝えようとする筋肉」は鍛えられる
- 発表がうまくない人の実験場という意味でも、“無限の差分”が生まれる場所かもしれない
- 1年続けたらバカにならないくらい変化が生まれるんじゃないかという希望も
📝 成果物を残すと届かないようで届く
- 第1回のトークは「面白いけどこのままでは惜しい」感じだった
- 今日の話はちょっと編集すれば、どこかに載せておいてもいいレベルかも、という感触もあった
- 公開しても「誰も聴いてないかも」ってオチがつくけど、たまに「見てますよ」って言う人はちゃんといてくれる
- 誰も何も言わないだけで、じつは届いていることもある
🧠 話すことを楽(愉)しめる場であること
- 話すって「口の筋肉」だけじゃない。感覚や思考も含めて鍛えられるもの
- 普段話すことに慣れてる人だけが来る場じゃなく「面白そうかも」と思ってもらえる設計が大切
- 発信は無理ない範囲で続けていくもの。「ちょっと話してみよう」から始めればいい
LT会後雑談2:技術系上級職(とされる役職)のあり方
ちょっと脱線し、こんなことも語り合いました。
もしかしたら社内でLT会やる意味ってこういうところにあるのかも。
🌟 「楽しそうにしていること」が使命
- 「ああなりたい」と思える人物像が見えることがモチベーションにつながる
- その象徴は「技術について楽しそうに語る姿」
🛠️ 雑につくる・役に立たないものをつくる姿こそ真骨頂
- 技術系上級職は「誰にも要求されていないものに楽しそうに手を出す人」だといい
- それを「楽しいんだよ」と発信してくれると、一歩踏み出すきっかけになる
- 目先の実用性にとらわれず、“あそびの中にある根源的な創造性”こそ見せてほしい姿
🧩 技術とは、つくる場をつくることも含む
- 自分が何かを“つくる”のではなく他者が、チームが“つくれるようにする”ために、ヤバイ石をどけたり関係をつなぐ技術もエンジニアの技術のうち
- 本人が気づいていない引き出しを開けたり、きっかけを与えることが“技術上級職”のあり方の一部
🌀 楽しさと成果のバランス
- 場をつくり、リーダーシップを発揮してうまく回り始めると途端に楽しくなる瞬間
- 課題が山ほどあっても「今日何個潰すか」みたいな実感の積み重ねがモチベーションに
- 成果は大前提、楽しいだけじゃないのは当然として、それでも成果だけでは測れない“楽しさ”を見つけ出す力が、継続に不可欠
- それを周囲に見せられること自体が役割ともいえる
🎁 “やってみたい”を引き出す人
- 楽しそうにしていることで、他者が技術や学びに近づくための入り口に
- 技術職としての“やってみたい”を引き出すことができる人
- 楽しく挑戦する姿が次の人の“やってみたい”に火をつける
「どこかに載せておいてもいい」の実践