雑司が谷散人の街道遊歩 1303
日光例幣使街道 3日目-11 2020.11.11
例幣使街道旧道左手に岩船山が見える。

例幣使街道旧道は両毛線を渡る第二佐野街道踏切へ。
両毛線の踏切名は「足利街道」「例幣使街道」「佐野街道」など、場所によって様々に街道名を変える。

例幣使街道の道筋は、三毳山の北側を東へ抜ける県道67号へ。
左手には追分地蔵。
「右日光道左いわ舟道 日光似ぬける道」と刻まれた地蔵道標が残る。

県道67号は、佐野市から栃木市へ。

県道左手に岩船山。
足尾山地の南端にあたり、江戸期からの岩舟石の採掘で切り立つ岩場の露出した独特の山容となっている。
地名は「岩舟」の字を使うが、山名は「岩船」の表記。

県道67号が蓮花川を渡ると、左手に例幣使街道旧道が分かれる。
このあたりには宿坪、宿上、馬宿などの地名があり、東山道の頃の宿駅の名残りともいわれる。
旧道左手には星宮神社。

静地区を東へ進む例幣使街道の道筋は、概ね県道67号を辿るが、一部には県道に並行した旧道区間が残り、旧家の板塀や門などが点在する。

岩舟の県道右手には、富士山と称する小高い丘がある。
山頂に浅間神社があり、登山口と思われる場所にはコンクリート製の鳥居が立つが、例幣使街道側からは相当に急峻な様子。
南側に回り込んで浅間神社の正面石段から上る方が無難。

岩舟の富士山頂から関東平野を一望。
地球の丸さを感じるほどの絶景。

日光例幣使街道の旅、3日目は岩舟の富士山頂で終了。
次回は蔵の街栃木へ。
