「カモノハシ」
オーストラリアの希少動物 第2回
今回は、胎生ではなく卵生で、しかも母乳で仔を育てる「カモノハシ」(platypus)です。

オーストラリア東部とタスマニア島のみに生息。川や沼など淡水の水辺で穴を掘って、トンネル状の長い巣をつくります。
昆虫や二枚貝、ミミズなどが大好物。体長は約60cmで体重約3kgの小柄で原始的な哺乳類です。

外見はカモのようなくちばし、カワウソのような胴体、ビーバーのようなしっぽ、水かきがついた四肢など、とても不思議な風貌で、18世紀末に剥製を見たイギリスの学者は、”つくりもの”と判断したそうです。

動作もユニークで、水中では目を閉じて泳ぎ、くちばしで生体電流を感知し獲物を探します。オスはうしろ足のかかとの鋭い毒針で、敵にキックを見舞うことがあるとか・・・。

知るほどに奇妙なカモノハシを自分の目で見たくなるのですが、
残念ながら日本では会えません。
長距離移動のストレスにとても弱く、なおかつオーストラリア政府が大切に保護し、国外に出さない希少動物なのです。

どうしてもカモノハシに会いたい方は、足をのばして現地の動物園へ行くか、水辺で野生種を探してください。

カモノハシは問わず語りに、
これからの”野生動物と人間の幸せな関係”を
教えてくれているのでしょう。つづく
貝と園長の固い約束 「割らない」「塗らない」「削らない」
「カモノハシ」 貝の配役
胴:ヤナギシボリダカラ 目: スガイ(フタ)
くちばし: ヒバリガイ 鼻: アカウニ
手足:ムギガイ 足ひれ:ウノアシ
尾:ヒバリガイ

