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【WBC2026】大谷翔平「満塁弾」グランドスラムで圧巻の7回コールド勝利⸻侍ジャパンは3年前を“更新”できるか

◼️これぞ“野球の申し子”大谷翔平

やはり、あの男がやってくれた⸻
(ほんまネトフリ入っててよかった)

いよいよ待ちに待った
ワールド・ベースボール・クラシック2026
が開幕した。

日本の初戦は、チャイニーズ・タイペイ(台湾)

そして、トップバッター・大谷翔平が、
いきなり魅せてくれた。

第1打席では初球を二塁打。続く第2打席では、まさかの満塁本塁打を放ち、さらに第3打席でもタイムリーヒットを放った。

この流れで勢いに乗った侍ジャパンは、
その後もヒットや出塁を量産。
相手投手のフォアボールなどもあり、
打者一巡で、2回だけで一挙10得点!!
日本は試合開始から僅か1時間足らずで、
あっさりと試合の主導権を握ってしまった⸻

さらに、守備では山本由伸をはじめ
層の厚い投手陣が奮起。
出塁こそ許してしまったものの、
相手チームに失点を許すことなく、
結果は13対0⸻圧巻の7回コールド勝ち。

侍ジャパンは、大会連覇へ向けて、
これ以上ない程、幸先のいいスタートを切った。



◼️再び始まった“夢の戦い

3年前の、あの瞬間を忘れられるはずがない。

2023年、野球という競技の枠を軽々と飛び越え、「物語」として完成してしまった大会⸻
それが
『ワールド・ベースボール・クラシック2023』だった。

世界一を懸けた舞台で、最後に立っていたのが日本。
そしてそのラストシーンは、あまりにも出来すぎていた。

大谷翔平 vs マイク・トラウト。

同僚であり、親友であり、そしてその瞬間だけは紛れもない“敵”。
あの打席で大谷が鮮やかに奪った三振は、
単なる勝敗の決着じゃない。
野球というスポーツが持つ「ドラマ性」の頂点だった。

だからこそ、こう思ってしまう。

⸻あれを、超えられるのか?

2026年大会、
静かに始まる「比較」という宿命。

3年前、憧れを超えて頂に立った侍ジャパン。

だが、今回の大会にはひとつ厄介な“前提”がある。

それは⸻
「前回が出来すぎていた」ということ。

冷静に考えれば当然だ。
応援する母国の代表チームが、
これ以上ない結果を出し、
綺麗に物語が収束する大会なんて、
そう何度も起きるものじゃない。

むしろ、起きない方が普通だ。

それでも、私たちは期待してしまう。
「また何かが起きるんじゃないか」と。

この“期待”こそが、今回のWBCの最大のハードルだ。

大会前に行われた各日本球団との強化試合。
戦績は4勝2敗。全勝とはならなかったものの、
レギュラーメンバーが確定していない中での
試験的かつ実験的な意味合いのオーダーだった点や、大会本戦を照準にした選手らの連携確認や調整が目的だったち考えれば、決して悪くない出来だ。

また、今回の代表メンバーを見れば、前回大会に勝るとも劣らないほど豪華な顔ぶれ。
それもそのはず、前回大会の経験者が多く代表に選出されているのだ。


昨年のMLB、ドジャース優勝の立役者・山本由伸。
前回大会で、4番打者としてこれ以上ない活躍を見せた吉田正尚。

また、前回大会では出場が叶わなかったが、現在の日本代表で最強右打者としての呼び声も高い鈴木誠也。
そしてなんといっても、野球の申し子・大谷翔平も健在であることが何より心強い。

もちろん、MLBで実績を積んだ選手たちだけでなく国内組の有力選手も揃い踏みだ。

もはや、それだけで大会の“軸”になる存在だ。

戦力的な不安はほとんどない。
ただし、前回との違いも確かにある。

ひとつは、精神的支柱でもあった
ダルビッシュの不在。

少し前に、指導をする立場として一時的に参加していたが、大会期間中は同行できないようだ。

もうひとつは、前回大会でヌートバーの怪我による不参加。

3年前の
WBCでヌートバーが見せた全力疾走、献身的な守備、そして誰からも愛されるあのキャラクター。
あれは数字では測れない、チームの空気そのものを作り出す“稀有な存在感”があった。

つまり、今回の侍ジャパンは、
「実力はほぼ同等、しかし物語の起爆剤が少し違うチーム」だと言える。

◼️「投げない大谷」は何をもたらすのか

そして今大会における最大のトピック。

それが、
大谷翔平は投手として起用されない可能性が高いという点だ。

これは単なるコンディションの問題ではない。

むしろ、チームとしての“勝ち方”の設計が変わるという話だ。

前回大会の大谷は、
「打者としても最強、投手としても最強」という
ある種の“反則的存在”だった。

だが今回は違う。

打者・大谷として、どうチームを引っ張るのか。
あるいは、彼に頼りすぎないチームがどこまで機能するのか。

これは単なる戦術論ではなく、
WBC前回王者・侍ジャパンの成熟度を測る試金石でもある。

◼️重要なのは「再現」ではなく「更新」

ここでひとつ、はっきりさせておきたい。

2026年大会に求められているのは、
2023年の再現ではない。

あれをもう一度やれと言うのは、正直酷だ。

むしろ必要なのは、
「別の形での感動」だと思う。

例えば、圧倒的な強さで勝ち切る大会でもいい。
あるいは、無名の選手がスターになる物語でもいい。形は何でもいい。

ただひとつ条件があるとすれば⸻

「見終わったあとに、語りたくなる大会であること」。

それだけだ。

◼️それでも期待してしまう理由

結局のところ、
我々はまた期待してしまう。

理由はシンプルだ。

野球は、ときどき現実離れした物語を生むからだ。

そして今大会も
その中心には侍ジャパンがいると信じたい。

これが、前回大会の“夢の続き”となるのか。
新たな物語の“プロローグ”になるのか。
答えは、まだ誰にもわからない。

だがひとつだけ言えるのは、
2026年のWBCもまた、
我々の感情を大きく揺さぶる大会になる可能性を、十分に秘めているということだ。

侍ジャパン。
今年はどんなドラマを見せてくれるのか⸻


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