育休中の妻と無職の夫という家庭の実態
世間的には育休中の家庭だ。
妻が育休をとっている。夫がそのサポートをしている。そういう家庭に見えるかもしれない。実態は違う。妻が育休中で、夫は無職だ。フリーランスと名乗っているが、仕事がないので無職と変わらない。
一日の流れはこうだ。
朝8時ごろ起きて、上の子を保育園に送る。午前中は下の子の散歩や家のことをする。昼ごろから仕事を始める。仕事はないが、Webサービスを作ったりホームページを更新したりする。夕方前に保育園に迎えに行き、そこから22時ごろまでは家庭のことをする。子どもを寝かしつけてから、また仕事をする。2時ごろまで。
家事育児はほとんど私がやっている。妻は免疫疾患を抱えているので、子どもの風邪をもらうわけにいかない。朝ごはんの用意だけは妻に任せている。私が夜中まで仕事をして、朝に子どもと寝ていることがあるからだ。
妻は育休中、何をしているか。
テレビを見たり、Netflixでアニメを見たり、YouTubeを見たりしている。責めているわけじゃない。免疫疾患で体に負担をかけられない。無理をすれば悪化する。できることが限られている。
それでも働けるうちは働いてほしいと思っている。妻の収入がなければ生活が成り立たない。育休が明けたら時短勤務になる。収入はさらに下がる。妻の体が心配だが、お金も心配だ。
家計の管理は私がやっている。
毎月足りない分を妻の貯金から振り込んでもらっている。妻もお金が減っていることには気づいている。でも何も言ってこない。
フリーランスの状況を妻に話したことがない。仕事がないことも、株がマイナスになっていることも、具体的に話したことがない。妻から聞いてくることもない。
この家庭で、お金の不安を正面から話し合ったことが一度もない。
育休が明けたら何が変わるか。
上の子も下の子も保育園に行くようになる。妻が仕事に戻る。家事と仕事に集中できるようになる。それは少し楽になる。
でも妻の収入は時短で下がる。生活費は変わらない。私の仕事がなければ、状況は今より悪化する。
不安はないかと聞かれたら、ないと答えていた。でも書きながら気づいた。不安を感じないようにしているだけだ。
育休中の妻と無職の夫。
傍から見れば、パパが家事育児をサポートしている家庭だ。実態は、妻の貯金で生活している家庭だ。
早く逆転したい。妻に養われている状態を、早く終わらせたい。それだけを考えている。
