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まるで、昔から知っているような。銀杏BOYZ「BABY BABY」

初めて会った気がしないような、そんな感覚。

ということで、今日は銀杏BOYZの名曲「BABY BABY」をレビューをしていきたいと思います。

厳密に言うと、初出は銀杏BOYZの前身・GOING STEADY時代なので2001年リリースなんですね。
聴き比べると、銀杏BOYZになってからの音源の方が大分聴きやすい感じがします。
ゴイステの方がパンクな感じで青春感はあるのかもしれないですけども。
僕的にはこの曲はメロディだけで十分に青春を感じられるので、銀杏BOYZ時代のアレンジと歌唱が好きですね。

…って、偉そうに語ってきたんですけど。
実は僕がこの曲をきちんと認識したの、めっちゃ最近なんですよ。笑
学生時代サブカルはあんまり通ってこなかったので。峯田和伸を通過しない人生だったんですよね。

僕の中で峯田さんって、ステージですぐ脱いじゃうヤバい人って認識しかったんですけど。
最近この曲をきちんと聴いて、そりゃ熱狂的に好きになる人もいるよなって思うようになりました。

だって、この曲めちゃくちゃ素敵なんだもん。
多分、元々どっかで聴いたことあったと思うんですけど。
なんか、全然初めて聴いた気がしないというか。
メロディを聴いただけで、学生時代のノスタルジーが稲妻のように身体を走る感覚。
なんかもう、細胞レベルで染み込むような青春ソングなんですよね。

めちゃくちゃキャッチーなサビメロをなぞる、主張の強いギターサウンドから始まるイントロ。
峯田さんのハスキーな歌声、シンプル極まりない歌詞。全部が青春の真っ直ぐさそのもの。

街はイルミネーション 君はイリュージョン
天使のような微笑み
君を思い出せば 胸が苦しくて
消えて失くなりそうだ
甘いシュークリーム 君はシュープリーム
月面のブランコは揺れる
夢の中で僕等 手をつないで飛んでた
目が醒めて僕は泣いた

明るくてポジティブなメロディ、なのにどこか切ない歌詞。これだけでちょっと泣きそうだ。

永遠に生きられるだろうか
永遠に君のために

このパートが、この曲の一番のキモだと思います。
もう、見たまんまのクッソシンプルな歌詞。
なのに、なんでこんなに感情持ってかれるんだよっていう。

なんか、この歌詞って色々詰まっていそうでそうでもないような。でも、やっぱり色んな意味があるような。
そういう、不思議な揺らぎというか。言葉にできないものを感じるんですよね。

「自分は君のことをずっと好きでいられるのかな?」という疑問でもあり。
「自分の人生はこのまま続いてくのかな?」という問いかけでもあり。
「君は、僕が君のことを好きでいることを認めてくれますか?」という告白でもある。

たった2行の歌詞。
その中に、これだけ想像する余地がある。
マジですごい曲ですよね。

BABY BABY
君を抱きしめていたい
何もかもが輝いて 手を振って
BABY BABY
抱きしめてくれ
かけがえのない愛しいひとよ

で、このシンプル極まりないサビです。

小難しいこと置いといて僕は君が好きだ、抱きしめたい、抱きしめてくれって。

なんかもう、この真っ直ぐさにやられちゃいますよね。
僕全然バンドとかやってこなかったんですけど、高校生に戻れたら絶対ギター始めてこの曲コピーするもん。
で、学園祭の時に好きな子に向けて歌うもん。
その好きな子には、『君に向かって歌ってるんだよ!』とは絶対伝えないもん。

この曲ってそんな感じなんですよ。
青春の真っ直ぐな部分、意地っ張りな部分、通り過ぎるともう戻らない切ない部分。全部詰まってるんです。
だから、初めて聴いてもそんな気がしないんですよ。

いやー、マジでこれ名曲だわ。
しばらくヘビロテしよ。

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