大事なことなので2回言います
って、真綿で首を締めるように相手を責めてません?
相手への配慮に見せかけて、実はその逆で、相手への信頼感の欠如がにじみ出ている気がしてならないんですよね。
「もし聞きのがしちゃったら困るから2回言いますね」ではなく、「テメエが聞き漏らすであろう前提だけど、でも一応角が立たないように言い直してやんよ」的なニュアンスを感じてしまうのは私だけでしょうか、私だけでしょうね。
正直、相手と揉めないために地雷を避けつつ自分の主張を強調する対処法的な感じがあるんですよね。相手のためを思うやさしさに偽装された押し付けというか。申し訳ないんですけど、アンミカってそんな感じありません?
もちろん、私以外のまともな皆さんは「2回も言ってくれるなんてよっぽど大事なことなんだな」と大体が察するだろうし、相手からの配慮と優しさとして素直に受け取るのが一般的なコミュニケーションなのでしょう。
しかしながら個人の好みで恐縮ですが、私は「一回しか言わないからよく聞いてね」の方がよっぽど相手を信頼している気がするんですよね。「きっと貴方なら一回で理解することができるはずだよね」という力強さと熱い想いを感じる。押し付けの匂いではなく、純粋な期待と希望に満ちた香りがする。
ちょっと試してみましょう。

アンミカA「白って200色あんねん。大事なことやから2回言うわね。白って…200色あんねん。」

アンミカB「一回しか言わへんからよう聞いてね。…白って200色あんねん。」
どうですか?どちらのアンミカの上がりすぎた口角を信用できますか?
どちらの200色に重みを感じますか?Bじゃないですか?
Aと答えたみなさん。果たしてそうでしょうか。それであれば、本当に大事なのなら、2回に限らず、5回でも10回でも、何度でも気が済むまで言えばいいんじゃないでしょうか。

アンミカC「白って200色あんねん白って200色あんねん白って200色あんねん白って200色あんねん白って200色あんねん白って200色あんねん白って200色あんねん白って200色あんねん白って200色あんねん白って200色あんねん白って200色あんねん…」
言葉は過剰すぎると、逆に本質は霞んでしまいます。何が本当に大事なのか、そしてアンミカの白い歯は200のうちのどれなのか、結局誰にも何にもわからないのです。
無限に言葉を発し続けるアンミカの唇に、そっと人差し指を当てる私。
ハッとした表情で頬を赤らめたアンミカは、私の目をじっと見つめて、ゆっくりと口角をあげて言う。
「あんたの好きなところ…200個あんねん」
私はゆっくりと返す。
「一回しか言わないからよく聞けよ…」
…
…
すみません。徹夜続きでまともな精神状態じゃなく、こんな記事を書いてしまいました。まじで申し訳ありません。
大事なことなので2回言います。まじで申し訳ありません。
それとも、200回言うべきでしょうか。
