【毒でも薬でもない試験紙】嫉妬体験談(#嫉妬祭り)
先日投稿した【「嫉妬?何それ不味いの?」:嫉妬の意味整理】では嫉妬について整理をしました。今回は私自身が感じる嫉妬について書いてみようと思います。1900文字です。
■嫉妬の話
嫉妬はエネルギーになる。
悪い面だけではない。
この意見に対し反対はしない。
誰かの活躍が、自分の努力に繋がる
ライバルが居たから頑張ろうと思える。
それは確かにあるから。
でも私は違った。
才能や努力。
成功や結果。
それらの世界での嫉妬。
この文章は、
毒にも薬にもならない、
試験紙としての嫉妬の話。
■小学生
ある小学生の話。
その子は真面目な性格だった。
大人しい。
大人の言うことをよく聞いた。
大人の言いつけを守った。
親の話も。
先生の話も。
授業も真面目に受けていた。
それが正しいと思っていたから。
それで良いと思っていた。
でも納得できないことがあった。
体育の授業。
持久走のことだ。
いつも一番になる子がいた。
その子には勝てなかった。
その子は、
真面目に体育の授業で走っている。
だけど勝てない。
その子には分からなかった。
なぜ勝てないのか。
それどころか、
ヘラヘラ授業で走っている人の方が
自分よりも速く走れる。
その子の順位は10番ぐらい。
あるとき頭の中で考えた。
なぜ勝てないのか……
ではない。
無駄だ。
無意味だ。
真面目に走るのがバカらしい。
そう考えて結論付けた。
だからワザとゆっくり走った。
歩くより遅く走った。
目をつぶったりした。
適当に。
悲しいような、
失望したような、
絶望したような、
何かを悟ったような。
そして、叱られた。
教師からしたら、
意味が分からないだろう。
「なんでしっかり走らないの?」
そう聞かれた。
叱られているように感じた。
だから言えなかった。
頑張っても無意味だと思ったから。
そんなことは言えなかった。
間違っている、
自分でもそう気づいていたのだろう。
ごめんなさい。
そう言ってその場を繕ったような、
記憶は定かじゃない。
ただただ、無意味を感じた。
それだけを覚えている。
今考えれば色々分かる。
その子の考えが早計だったこと。
その子は体育の時ぐらいしか走らない。
足の速い子は日頃から運動している。
努力をしていない人。
努力している人。
単純なその差。
足の速い子は4月生まれかもしれない。
その子は早生まれかもしれない。
生まれ持った差。
そのせいかもしれない。
男性と女性の差。
その子の嫉妬心はすぐにしぼんだ。
エネルギーにはならず、
諦める選択をして。
もっと向き合えば違っただろう。
足が速くなりたい。
勝ちたい。
その気持ちがあったなら。
その子が走る理由は違った。
速くなりたい、でも本気じゃない。
勝ちたい、でも本心じゃない。
その子は何を学んだのだろう。
勝たなくてもいい、
そう解放されたのか。
全て無意味、
そう諦めたのか。
誰もその時、分からなかった。
■今の考え
はい!
急に分析モードに入ります。
嫉妬を感じた時、この場合だと何を考えたらよかったのか?
1つは、エネルギーへの変換。
足が速くなる方法を探して、努力する。努力することで嫉妬をエネルギーに変えること。
1つは、試験紙として使う。
その嫉妬がどんなものかを考える。足が本当に速くなりたいのか? 努力して克服したいことなのか?
もし本当に勝ちたいなら努力すればいいし。そうでもないなら、諦めるでいいじゃないか。
負けるのは悔しい。でも、努力しない選択をしたのだから、この嫉妬はお門違い。今の私はこう考えそう。嫉妬は、試験紙として自分の向かう方向を考えるきっかけになるのではないかと考えるのだ。
自分の場合、嫉妬心の大概が「お門違い」と考えることで消してしまう。そういうコントロールの仕方をしているような。でも、これをし過ぎると「諦め癖」が染みついてしまう気もするが。
諦め癖にしないためには、嫉妬心が他者に対する妬みであるのか、そうでないのか、その見極めをすることが重要な気がする。他者に嫉妬を感じつつも、自分がどうしてもやりたい事、そう気づいたならば諦めない方が良いだろう。……なんて思ったり。
というわけで、能力についての嫉妬でした。「試験紙」という言葉で上手く収まったと思いつつも、これは能力に関する嫉妬だからかもしれない。これは自分の中で完結する感情だから単純だ。他者との人間関係が関わる嫉妬だとややこしそうな……。そんなことを思いました。
この雑記は「#嫉妬祭り」という企画への参加として、私の嫉妬を書きました。企画主旨は下をご確認ください。
https://note.com/ikematsu/n/nd3338efc742c
https://fujinkoron.jp/articles/-/16030
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