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【美術館】大塚国際美術館

2024/10/20
徳島の鳴門にある大塚国際美術館へ行ってきました。
ここは世界中の名画を陶板に再現して展示していることで有名な美術館です。



環境展示

言ってみれば全てレプリカな訳なのですが、これがなかなか大変面白い美術館でした。そもそもどうやってフレスコ壁画や油絵を陶板つまり焼き物で再現しているのか、その手法も大変面白いのですが(手法は入館時にもらえるリーフレットに詳しく説明されていますが、かなり手間のかかるものだそうです)、何より実際に来て見て一番感嘆したのが「実際の展示環境を再現する」という試みです。

システィーナ礼拝堂。ここが一番の目玉展示なのだと思うのですが、確かに圧巻です。


地下3階から順に年代が上がっていくのですが、最初のフロアは古代・中世なので聖堂や祭壇などの復元展示がメインになります。

聖ニコラオス・オルファノス聖堂
聖テオドール聖堂。ここは洞窟の聖堂なので洞窟ごとの再現です。
聖マルタン聖堂。それぞれの時代背景やエピソードも解説があり、古代や中世は全然知識がないのでそういった話を聞くのもとても面白いです
エルグレコの祭壇衝立。絵は知っていても祭壇としての本来の姿は知らなかったので感動しました
スクロヴェーニ礼拝堂。実際にここで挙式が行われていました。挙式後は隣のシスティーナ礼拝堂でフラワーシャワーが行われるとのこと、羨ましい!そんな結婚式、招かれてみたいです!


実際のサイズを体感する

地下2階〜1階はルネサンスとバロック・近代絵画の有名作品がこれでもかと目白押しで並びます。とにかく「これ知ってる!」「これも!」の連発でだんだん可笑しくなってくるぐらい。

新鮮だったのは、知ってる絵画ばかりなんだけど実際に見るとこんなに大きかったんだ!とか、まじかに寄って見るとこんなに筆致が荒々しいんだなとかそう言ったことを体感できること。
何せ陶板、触っても傷まないし色も基本的には劣化しません。館内のガイドさんも「遠巻きに見るのなら普通の美術館で十分です。うちでしか出来ない楽しみ方をしてくださいね」と言っていたのが印象的でした。

ナポレオンとジョセフィーヌの戴冠。圧倒される大きさです。
ここはフェルメールを集めた回廊。


絵に合わせたインテリア空間がそれぞれ楽しめるようになっています。ソファに座って写真を撮ってもらう人もたくさん!みんな楽しそうです
ゴヤの黒い部屋。写真に撮るとフラッシュで明るくなってしまったんだけど、実際はもっと暗くて陰鬱としていて良かったですw

楽しめる仕掛け作り

とにかくたくさんの絵画が並んでいて途中で息切れしてくるんですけど、楽しませるアイデアがあちこちに仕掛けられていて、細かい工夫があります。

絵画のそばにQRコードがあって、中野京子さんの「怖い絵」の動画が見れるようになっていたり


オーフィリアの絵の細かい解説も楽しかった


アートコスプレのコーナーがいくつもあって、とても楽しそうでした!

これが元ネタの絵。
再現撮影コーナーがあるのです。
衣装や小道具がサイズ別に揃っていて、大人も子供も挑戦できます。

アートコスプレは他にもマネの笛を吹く少年やフェルメールの真珠の耳飾りの少女などありました。大人気でした!


昼食はモネの睡蓮をイメージしたテラスカフェで。

これはヴィーナスカレーとのこと。

ヴィーナスとはもちろんこの絵からの着想だと…美味しかったですよ!


時間はあればあるほどいい!

とにかく広い!点数がただことではないので普通に見て回ったら4〜5時間はかかると思います。駆け足で見ても3時間以下は無理かと。
午前中早めに入って、2時間ぐらいで集中が切れてくるのでそのタイミングでお昼を挟みながら続きを見て、カフェでお茶をして最後に見直しておきたいゾーンを再訪、ぐらいがベストかな〜と思います。
私は今回到着したのがお昼前で夕方まで見ても地下2階で時間切れ、翌日も予定変更で朝一番で見にくることになってしまいました笑
入館料が2倍かかってしまったので2Dayパスポートがあれば欲しかったなぁ。

でも気軽に楽しめてとても良かったです!小さな子ども連れの家族も写真撮りまくりたい若い方もみんな楽しそうで、本当にいい場所でした。全部レプリカなんだよね〜?とか思ってて反省です。このコンセプトを思いついた人と実現できる財力が本当に凄い。また行きたい美術館の一つになりました。

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