【#創作大賞感想】まず没入せよ。/波香月さん「¬ PERFECT World(パーフェクトワールド)
こちらファンタジー部門に応募された作品。note友達の波さんの作品です。
普段なかなかファンタジーや異世界もののお話を読まないため、とても貴重な機会です!
・開発者(マスター)──人間を強化するチップの開発者。A氏と共に人間をパーフェクトにする研究に成功する。
・A(グランドマスター)──開発者と共にパーフェクトの研究を行う。技術職出身だが交渉ごとが得意。
・? ──開発者とAの二人で初めてパーフェクト化に成功した女性。後にAとの子供を産む。
・ルーシア ──20才(ケンとの出会いの時点)。研究所でヴィリエによってパーフェクト化された女性。とある事情により人との関りを避け、一人で放浪している。
・ハル ──ルーシアと同じ研究所にいた仲間。ルーシアをいつも気にかけている。
・ヴィリエ ──開発者に、パーフェクト化への手術をする人員として拾われた。
一度、登場人物、あらすじをしっかり読んでから、どうぞ突入してほしい。没入できる世界がそこにある。何度も読み返し、その世界に入っていく。
わたしは自分が想像しうる世界観しか小説にできない。でもファンタジーやSF小説を書く方は違う。
まずその「世界観」から創っていくのだ。
●パーフェクト:専用の電子機器を人体に埋め込み、身体能力や脳の力を限界まで引き出すことに成功した人間。
このパーフェクトという存在がこの物語のキーとなってくる。
もうこの物語で紡がれる世界観がかっこいいんだ。波さんはきっとたくさんの勉強や読書を重ねられて、この世界観をつくられていると思う。
・ 「世界は広い。
世間は狭い。
どちらも感じられるのはなんと幸せなことか。
どちらも知らない者の、なんと多いことか。」
人類滅亡の危機に、国家はついに存在しなくなったが、人類はしぶとく生存する。「私」は人類の身体にチップを埋め込むことにした。「私」に改造された少女は「私」の理想的な伴侶として成長する。
この世界の色は。彼女たちは、ハダリーは、ヴィリエは。
どんな目をして、生きているのだろうか。
「はじめ」「おわり」「別れ」「出会い」……と読み続けていくうちに、彼らの世界は、どのように色付きはじめるのだろうか。
この世界はどのようにわたしたちを夢中にさせるのだろうか。
続きはこちら。
推しポイント📚
👀この複雑で、なじみのない世界観を完成させる波さんの完成度の高い作品!
👀複雑な構造を魅力的な世界に仕上げる力!
👀キャッチフレーズに引き込まれる世界観!

今日もお付き合いいただきありがとうございました✨

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