見出し画像

【今でしょ!note#151】ビジネスパートナーと食事をする大切さ

いかがお過ごしでしょうか。林でございます。

先日、現在取り組んでいるプロジェクトの小さな一区切りがついたタイミングだったので、同じミッションでプロジェクトを進めている関係各社の方々と食事に行ってきました。

今のプロジェクトに参画してから、同じ会社の人とは何度か食事に行ったことがありますが、各社含めて食事をするのは今回が初めてでした。

会社や組織が異なると、大きな方針や目指しているところは同じでも、具体的な進め方のところで微妙な価値観の違いが出ることもあります。「総論賛成・各論反対」と呼ばれるやつですね。

それ自体は、価値観が異なる組織や人が共にプロジェクトを進める上では、ある意味発生して然るべき事案だと理解しています。一方で、自分はこのプロジェクトのマネジメントを行う立場であり、まだ少し先の長いプロジェクトになるため、少しでも相互理解が進み、日常の仕事を進めやすくなるシーンが増えれば良いと考え、提案して全体での食事の機会が実現しました。

今日は、プロジェクトに属するビジネスパートナーの方々と食事をすることが何故大切だと感じたのか、自身の備忘も兼ねて記録しておきます。


人間性を知らない人とはいい仕事ができない

まず、当たり前のことではありますが、ビジネスパートナーの方々の趣味やバックグラウンドを知るだけで、一気に人間関係の距離感が縮まった感覚がありました。

今の仕事を担当して、この4月で早くも1年が経過しましたが、これまで1年かけて私なりに築き上げてきた人間関係を、1回の食事で一気に100倍以上濃いものにしてくれた時間でした。

コロナ禍の中、職場の人と仕事をする機会が減り、その調子のままに以前ほど食事の機会を持たなくなった方も一定いらっしゃると思います。
リモートワークも普及したので、仕事はほぼオンラインのみで成り立っている方もいるでしょう。

先日、社内の別組織の方と数名と会話する機会を持ちましたが、コロナ禍の中、新しいプロジェクトに参画した人の中には、「同じプロジェクトだけど、一度も直接会ったことがない人ばかりで顔すら分からない」と話をしていた方も一定数いました。

リモートワークやバーチャルチームが当たり前になって、場所を選ばずチームが組めるので便利になった面もありますが、先日の食事の経験を通じて、改めて同じプロジェクトの人と同じ空間を共有しながら食事をすることの重要性を痛感しました。

特に、価値観が異なる部分も多いビジネスパートナーの企業さんと意図的に食事の場を持つことは、仕事上の意見の対峙や立場の違いが生み出すコンフリクトが発生した時に、「なぜ相手はそのように発言しているのだろうか?」を冷静に考えられるようになれる気がします。

立場や役割は違えど、目指しているところは同じ。
それぞれの正義感で「良い」と思っているやり方があって、それをどこまで尊重して仕事の価値に変えていけるか。
言葉にするのは簡単ですが、実行するのはかなり難しいことです。

でも、一度も食事をしたことがなく、人となりが分からない人たちとは、コンフリクトを乗り越えて最後に肩組んで「いい仕事ができましたね」とは絶対に言えないと言うことを恥ずかしながら1年経ってようやく気付かされました。

わざわざ食事をしなくても仕事は前には進むには進むので、後回しにしてしまっていました。
しかし、より良い仕事をするため、またプロジェクトに携わっている人がやりがいや面白みを感じながら仕事を進める上で、とても重要なプロセスだったのです。

仕事に対する価値観や悩みが知れる

人間関係をより強固なものにできるだけでなく、何を大切にしているのか、あるいはどういう部分に仕事のやりづらさを感じているのか、生の声を聞ける機会となったのも、非常に貴重な時間でした。

組織のカルチャーが違うと、大切にされている価値観も異なります。そのため、別のパートナー企業に対する期待事項も異なり、自分たちが大切にしている価値観とは異なる動きをされた時に、不信感を感じる局面もあるのだと思っています。

「なぜこういう動きをしてくれないんだ」という気持ちを相互に持った状態では、とてもいい仕事ができないのは自明です。
昼間の業務上の会議では、畏まってしまって出てこない本音の部分や、その組織で大切にしている価値観を知れるだけで、「自分たちの期待事項とは異なる動きだけども、その組織の価値観のもとで真剣にやっている」ということが分かります。

「その人なりの価値観や見えている世界の中で、真剣にやっているのだ」と言う目を持てるかどうかが重要で、それを分かっているからこそ、コミュニケーションのベースにおける信頼感に繋がるのだと思います。

また、何に困っているのか、自分に対してどういう動きをして欲しいのか、という相手から自分に対する期待事項を把握する機会にもなり、「そういうところで仕事のやりにくさを感じているならば、自分も相手の悩みを理解して改善しよう」という気付きになります。

これも、なかなか昼間に会議室で話したり、Web会議で音声のみのコミュニケーションだと畏まった感じになり、「申し入れ」のようなニュアンスを持ってしまいがちです。しかし、一緒に食事をしながら悩みについて会話することで、「申し入れ」のニュアンスを排除できて、自然な会話の中でお互いがより受け入れやすい形で改善する方向に導きやすいのを感じました。

気付き・学びに溢れる

会議室ではなかなか話すことの少ない、今のプロジェクトの歴史や人間関係について知れるのも、とても実りの多い時間でした。

特に私のように、プロジェクトの立ち上げから携わってきたわけではなく、ある程度のやり方や仕事の進め方が定着しているプロジェクトに新規で参加してきた人間にとっては、そのプロジェクトに自分より長く携わっている人の過去への理解と尊敬が超重要だと考えています。

面倒くさそうに思える仕事のプロセスが何故そのようになっているのか。
後から来た人がダメ出しをすることは簡単ですが、そのようになっている過去や背景があり、そこをきちんと理解せずにダメ出ししても、受け入れられないのは明確でしょう。

また、他社さんからも「この人は本当にすごい」と言われる前任者の方がいて、「その人のどのような行動がそのように言わしめているのか?」と考えるだけでも学びになることが多くあります。
「うちの会社の○○さんは、ああ見えても実は○○だ」といった話を聞くこともでき、他社さんの人間関係のバランスを知ることも意外に重要だったりします。

このように、昼間の会議室やWeb会議を100回しても気付けないことにも気付けるのが食事コミュニケーションの重要性ですね。
普段接している人であっても「いつもと違う場所で会話する」「食事をしながら会話する」「普段はしない会話をする」だけで、こんなに違う話が出てくるものなのか!と驚いた次第です。

これからも、特にビジネスパートナーの他社さんとは、会議室でないところで食事をしながらコミュニケーション機会を積極的に作っていきます。
それが、自分のチームメンバーに対しても、仕事の周辺にあるやり甲斐や面白さを感じてもらう機会にもなれば良いなと考えています。

それでは、今日もよい1日をお過ごしください。
励みになるので、ぜひスキ&フォローをお願いします!

いいなと思ったら応援しよう!

林 裕也  |  探究 × 生成AI もし面白いと感じていただけましたら、ぜひサポートをお願いします!いただいたサポートで僕も違う記事をサポートして勉強して、より面白いコンテンツを作ってまいります!

この記事が参加している募集