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脚はみぞおちから生えているよ|腸腰筋の話

ランニングが変わる「腸腰筋」の話

「しっかり脚腰を使って走れ!」

そう言われることがあります。

しかし、本当に脚腰で走っているのでしょうか。

私は違うと思っています。

むしろ、

脚はみぞおちから生えている

そう考えた方が身体の使い方を理解しやすくなります。



足はどこから動いているのか

足を前に出そうとすると、

太ももだけが動いているように見えます。

しかし実際は違います。

股関節の奥深くには

腸腰筋(ちょうようきん)

という筋肉があります。

腸腰筋は

・大腰筋
・小腰筋
・腸骨筋

から構成される筋肉群です。

特に大腰筋は腰椎から始まり、大腿骨へ付着しています。

つまり、

脚と背骨を直接つないでいる筋肉です。

脚は太ももから生えているのではなく、

背骨から生えているとも言えます。



腸腰筋はみぞおちの近くから始まる

大腰筋は胸郭のすぐ下、

みぞおち付近から続く腰椎に付着しています。

そのため腸腰筋を使う感覚は

「脚を動かす」

ではなく

「体幹から脚を引き出す」

に近くなります。

トップランナーの走りを見ると、

脚を振り回しているようには見えません。

身体の中心から自然に脚が出ています。

これは腸腰筋を効率よく使えているためです。



足で走ると疲れる

初心者ほど

・膝から下で走る
・太ももの前だけで走る
・足を前へ蹴り出す

傾向があります。

すると

・ブレーキが増える
・着地衝撃が大きい
・ふくらはぎが張る
・太もも前が疲れる

という状態になります。

脚だけで走ろうとするからです。



みぞおちから脚を出す

走る時は

脚を前へ出そうとするのではなく

みぞおちから脚を引き上げる意識を持ってみてください。

すると

・股関節が使いやすい
・骨盤が動く
・ストライドが自然に広がる
・接地が軽くなる

という変化が起こります。

実際にはみぞおちから脚が生えているわけではありません。

しかし身体感覚としては非常に優秀なイメージです。



腸腰筋が強い人の特徴

腸腰筋が発達している人は

・姿勢が良い
・歩幅が大きい
・坂に強い
・階段が楽
・長時間走ってもフォームが崩れにくい

という特徴があります。

トレイルランナーや登山家にとっても重要な筋肉です。

急登では腸腰筋が働かなければ脚は上がりません。



腸腰筋を鍛える方法

ニーレイズ

椅子に座り、

片脚ずつ膝を高く上げます。

反動は使いません。

ゆっくり行います。



レッグレイズ

仰向けになり脚を持ち上げます。

腰が反らない範囲で行います。



坂ダッシュ

ランナーに最もおすすめです。

坂を走ると自然に股関節を大きく使うため、

腸腰筋への刺激が増えます。

短時間でも高い効果が期待できます。



登山

実は最高の腸腰筋トレーニングです。

特に急登では一歩ごとに脚を持ち上げ続けます。

富士山や飯豊山などの長い登りは、

腸腰筋を鍛える絶好の機会です。



ランニングが変わる一言

脚で走ろうとすると苦しくなります。

身体の末端ばかり使うからです。

一方で、

体幹から脚を動かせるようになると

走りは驚くほど楽になります。

次に走る時は

ぜひこう考えてみてください。

「足はみぞおちから生えている」

このイメージだけで、

フォームが変わる人も少なくありません。


脚を振るのではなく、

身体の中心から脚を引き出してみましょう。

ランニングも登山も、

きっと今より軽く前へ進めるはずです。



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「自分はこんな感覚で走っている」

という体験談があれば、ぜひコメントで教えてください。

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