見出し画像

揺れる日のもうひと手⌇めぐりをたすける温灸

理由ははっきりしないけれど、
なんとなく巡りが鈍く感じる日があります。

考えごとが続いて、
頭がぎゅっとするような感覚。

かと思えば、冷えから、
足先や肩まわりが縮こまっていることも。

そんな日は、予定を詰め込まずに。

自分にも、愛犬にも、
滞っているものをそっとほどいてあげる時間をつくってみます。

窓から入る光がやわらいで、
部屋の空気が静かになるころ。

身体の内側の流れを
スーッと通すような気持ちで。

わが家では、特に寒さが深まるこの時期に、
温灸を取り入れることがあります。


🪷温灸ってそもそも何?

温灸と聞くと、専門的なイメージで、
構えてしまう方もいるかもしれませんが、
かみ砕くとこんな感じ。

もぐさを燃やし
その熱刺激によって血行をめぐらせて
身体が本来もっている自然治癒力をアシストしてあげること

灸法にはさまざまな種類があって、
その中でも温灸は、
皮膚から少し離れたところから
熱を伝えていく方法。

マイルドな刺激で、意外と取り入れやすい、
おうちケアだったりするのです。

医療・治療行為として行われる灸は、
国家資格を持つ鍼灸師、
その分野を専門とする獣医師の領域。

けど、自分の心身のコンディションを調える、
リラックス・養生としての温灸は、
江戸時代の庶民の間でも、
活用されていたセルフケアの1つなんです。

アプローチの仕方は違いますが、
温泉やサウナなどと並ぶような
感覚だったのかもしれないですね。

意外と?温灸は身近なおうちケア

「今日はここかな」と感じる一点に、
短い時間、そっと熱を届ける。

じんわりとやさしい熱刺激をいれることで、
終わったあとも、
身体の内側からホカホカと
温かさの余韻が残ります。

🍃“もぐさ”と“よもぎ”のこと

温灸で使う“もぐさ”は、
よもぎの葉からつくられたものです。

よもぎは、昔から、
暮らしの中で親しまれてきた植物。

軽い痛みをやわらげたり、
胃腸のはたらきを助けたり、
女性の冷えに用いられてきた歴史もあります。

穏やかな香りとあたたかさが、
心身のこわばりを
ゆっくりほどいてくれるような心地。

ただし、ひとつ、とても大切なこと。

人も犬も、
体質によっては、
よもぎが合わないことがあります。

キク科やよもぎのアレルギー、
皮膚トラブルがある場合は、
控えましょう。

愛犬のおうちケアでは、
「なんとなく良さそう」ではなく、
今のうちのコにとって
ちょうどよい加減かどうか

少しでも気になる様子があれば、
「やらない」も、
ちゃんとした選択です。

🫶🏻わが家での温灸時間

冬の冷えやすい時期。

愛犬と並んで過ごしながら、
温灸でポカポカと過ごす、
わが家のまったり時間です。

「ちょっとお疲れ気味かも」
「風邪ではないけど、万全じゃないかも」

そんなときに、
がんばっている身体の力を
ゆるめてあげる。

不調が大きくなる前の
土台づくりにつながっていくように感じています。

がさごそと温灸の準備を始めると、
うちのコも近づいてきて、
もぐさの香りをクンクン。

不純物の少ないもぐさは燃えづらく、
よもぎに含まれる精油のおかげで
温かさがゆっくり伝わるところも安心です。

1カ所10秒程度までの短い時間で、
様子を見ながら。

温灸のやわらかいぬくもりと香りに、
うちのコは気づくと、ウトウトと夢見の世界です。

うちのコが近づいてこない日や、
そわそわ落ち着かない様子があるときは、
「今日は違うかな」と判断することもあります。

愛犬自身も
「今はそれじゃないの」
「今日は必要ないよ」
と分かっているのかもしれないですね。

おうちケアは、足すだけでなく、
その日の状態を邪魔しないためのもの、
でもあるように思います。

🌼こんな時に選択の1つとして検討してみよう

ただ温めるだけでは届きにくいところに、
巡らせるという感覚で寄り添えるのが、
温灸だと感じています。

日常の中で
選択肢のひとつとして考えるのは、
こんなとき。

愛犬の場合

・肉球や身体の冷えが気になるとき
・日々の体調管理のアシストに
・未病の予防にめぐりのサポートとして

ドッグオーナーさんの場合

・寒暖差に身体が追いつかない日
・眠りが浅く、疲れがとれないとき
・食欲が落ちる一歩手前
・HSP気質による
 身体は休んでいるのに、頭だけが起きている日
・リラックスタイムのお供に

“今日をなんとかやり過ごすための選択肢のひとつ”
そんな距離感でいてくれるのも、
ちょうど良いですね。

🌟まとめ|特別じゃないということ

温灸は、
一生懸命の身体を調えるためのケアでも、
何かがすぐに変わるものでもありません。

揺らぎを感じる日。
冷えた日。

「今日はこれくらいでいいかな」
と思える余白をくれる。

人も、犬も、
同じ空気の中で、
静かに心身の巡りをとり戻していく。

温灸は、
日常の中に置いておける、
やさしい選択肢だと感じています。

最後までお読みくださり、
ありがとうございます🌱

この記事が、愛犬とHSPドッグオーナーさんの毎日に、ほんのり心地よさを添えられていたら嬉しいです。

“スキ”で
お気持ちを伝えていただけたら励みになります🐾

“フォロー”で
またつながっていただけたら心ほっこりです🐶

いいなと思ったら応援しよう!

ゆわ🐶🌿わんことHSPドッグオーナーさんの味方 サポート励みになります🍰 いただいた応援は、愛犬のおやつと創作活動の向上に、 大切に使わせていただきます🐶🌿