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クロス職人が教える、家を建てる人が知らない壁紙工事の裏側



家を建てるとき、ほとんどの人が一度はクロスを選ぶと思います。

「この色にしよう」
「アクセントクロスはこれがいい」
「部屋を明るくしたいから白にしよう」

クロス選びは家づくりの中でも楽しい時間ですよね。

でも、クロス職人として現場で働いている僕からすると、

「クロスって、実は貼るまでにもいろんな工程があるんです」

ということを、ぜひ知ってほしいと思っています。

今回は、普段は完成すると見えなくなってしまう、壁紙工事の裏側について紹介します。



① クロスは「いきなり貼る」わけではない

家を建てる現場を見ると、クロスを貼る前の壁はこんな状態になっています。

石膏ボードが貼られていて、壁にはビスの跡やボードの継ぎ目があります。

この状態に、そのままクロスを貼ることはできません。

そこで必要になるのが、

「パテ処理」

です。

ビスの跡やボードの継ぎ目などをパテで埋めて、壁の表面をできるだけ平らにしていきます。

クロスを貼ってしまえば、この下地は見えなくなります。

でも、この見えなくなる作業が、クロスの仕上がりを左右する大切な工程なんです。




② 下地が悪いと、仕上がりにも影響する

クロスを貼る職人の技術ももちろん大切です。

でも、クロスをきれいに仕上げるためには、

「クロスを貼る前の下地」

も非常に重要です。

下地がデコボコしていたり、処理が不十分だったりすると、クロスを貼った後にその影響が出ることがあります。

完成した家を見ると、

「壁紙が貼ってある」

としか思わないかもしれません。

でも、その壁紙の下には、

大工さんの仕事。

パテ処理。

下地調整。

そしてクロスを貼る職人の仕事。

いろいろな工程があります。



③ クロスのジョイントも職人の腕の見せどころ

クロスは1枚の大きな紙を壁一面に貼るわけではありません。

何枚かのクロスをつなぎ合わせて仕上げます。

このつなぎ目を**「ジョイント」**といいます。

このジョイント部分を、できるだけ目立たないように仕上げるのもクロス職人の仕事です。

クロスの種類や柄、施工する場所によっても、職人が気をつけるポイントは変わります。

完成したときに、

「どこでつないだのか分からない」

そんな仕上がりを目指して施工しています。




④ 完成したら見えない部分こそ大切

クロス工事は、完成すると一気に部屋の雰囲気が変わります。

施工前は、

「本当にこの部屋がきれいになるの?」

と思うような状態でも、クロスを貼ると一気に完成に近づきます。

でも、完成した壁を見て、

「きれいな壁紙だな」

と思ってもらえる裏側には、たくさんの工程があります。

そして、そのほとんどは完成すると見えなくなります。

だからこそ僕は、

「見えなくなるところまで、きれいに仕上げる」

ことが職人の仕事だと思っています。



⑤ これから家を建てる人に知ってほしいこと

家を建てるとき、どうしても目に見える部分に注目しがちです。

間取り。

外観。

キッチン。

お風呂。

床。

クロス。

もちろん、これらも大切です。

でも、完成した家の裏側には、たくさんの職人がいて、それぞれの仕事があります。

クロスも、

「最後に壁紙を貼って終わり」

ではありません。

下地があり、パテ処理があり、そこからクロスを貼っていきます。

家づくりは、たくさんの工程と職人の仕事が積み重なって完成します。



最後に

僕は現役のクロス職人として、普段から建築現場で仕事をしています。

そして、自分自身も家を建てて、実際にそこで生活しています。

だからこそ、

「職人として知っていること」



「家を建てた施主として感じたこと」

の両方を、これから発信していきたいと思っています。

家を建てる人にとって、クロス工事は家づくりの中の一つの工程かもしれません。

でも、その一つ一つの工程に職人の仕事があります。

これから家を建てる方には、完成した家だけではなく、

「その家がどうやって完成していったのか」

にも少し興味を持ってもらえたら嬉しいです。

これからも、普段は見えない建築現場の裏側や、クロス職人だからこそ分かる家づくりのポイントを発信していきます。

「クロスってどうやって貼っているの?」

「このクロスは汚れやすい?」

「職人から見て、この家のクロスはどう?」

など、気になることがあれば、ぜひ質問してください。

家を建てる人が、少しでも後悔しない家づくりができるように。

現役クロス職人として、僕が知っていることをこれからも発信していきます。

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