ADHDは「いい人」をやめれるかゲー
結論から言うと、我々ADHDはいい人をやめる必要があります。頼まれたら断らない、とりあえず笑っておく、苦手な相手にも無理して普通に接する、この辺です。全部やってきた人は、今持っている人間関係を一回まるごと疑って下さい。いい人状態のあなたに寄ってきている人達は、あなたを見ていません。あなたの「断らなさ」を見ています。そして、いい人をやめた瞬間に半分以上が消えます。消えたという事実そのものが、その関係の中身が何だったかの答えです。そしてここは我々ADHDにとって死活問題です。というのも、いい人をやるという行為は我々にだけ請求額が跳ね上がるからです。他人に合わせる作業はワーキングメモリと実行機能を直接削りますが、我々はその両方が異常に少ない状態でスーパーカーみたいな脳を回しています。定型発達が普通に歩いてる道を、我々は界王拳を使って歩いています。同じ愛想を振りまいて、減り方だけが違う。それでいて手元に残るのは、我々を便利に使ってくる人間関係だけです。冗談抜きに、我々は世界一割に合わない取引を毎日やらされています。しかも我々がいい人をやめられないのは、優しいからでも意志が弱いからでもありません。断るという処理が脳の構造上そもそも実行できていないからです。ここを性格の問題として扱ってきた人が多すぎます。だから何年やっても直りません。本編では、なぜ我々の脳がいい人に流れ着くのかを研究データで完全に解体します。抑制の困難、RSD、遅延報酬の割引、マスキング。この四つが噛み合った時に何が起きるかを見せます。そして一番の本題は、意志力を一切使わない降り方です。先に言っておきますが「我慢して断る」「勇気を出して距離を取る」といった方法は全部捨てて下さい。抑制は我々が最も苦手な処理です。そこで正面から殴り合っても勝てません。僕が書くのは、断る勇気を出さずに断れる状態を作る手順と、あなたの人間関係が本物かどうかを三ヶ月で判定する方法です。これをやると人は減ります。半分以上消えます。ただし残った数人には、我々の燃料を全部注げるようになります。我々に「全員に好かれる」という機能は積まれていません。積まれていないものを取りに行くのを、今日でやめて下さい。
そもそもの話をすると、ADHDには、
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