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中年の危機マン10〜ヴァラナシ編#1〜

寝台列車がヴァラナシの駅に到着。
ヴァラナシにはいくつか駅があり、今回は「ヴァラナシ・ジャンクション駅」で、ガイドのバダルさんが迎えてくれた。アーグラで少しガイド恐怖症になっていたが、バダルさんにはそんな不安は一切ナシ。(ちなみに彼はトリップアドバイザーでNo.1ガイド!)駅から市街地までは乗合のオートリキシャで向かう。

駅から乗り場まではすぐそばなのだが、信号がないので道路を渡るのがひと苦労。地元の人は慣れっこなのだろうけど、旅行者にはなかなか難しい。近くにいた日本人バックパッカーが「カオス過ぎるわ」とつぶやいていたのが耳に入ってきた。

排気ガスと砂埃の舞う中、例によってオートリキシャはクラクションを鳴らし続けながら進んでいく。

やがて車両が入れない場所に差しかかり、そこからは徒歩で街中を移動。人をかき分け、細い路地に入り、牛のフンを避けながら宿へとたどり着いた。
今回の拠点は「サンタナ」というゲストハウス。日本人スタッフが運営しており安心感抜群。ドミトリー、エアコン付きで1泊600ルピー。食事もでき、ビールも飲めるという最強スペックの宿。
昨日の昼から何も食べていなかったので、まずはパスタを注文。麺はやわらかめだったが、空腹に染み渡り最高に美味しく感じた。

もちろんキングフィッシャーも

食事をとった共同スペースでは先客たちが楽しそうに談笑している。
どうやらこれから一緒に薬局やシルク屋にお出かけするらしい。
おーーーー!ホントはめっちゃ輪に入りたい!でも入れない!
なんか変なプライドが働いてしまう。
「オレは全部辞めてココに来てるんだぜ」
「オレはガイドをお願いしているからへっちゃらさ」
本能に逆らい2枚目気取りを出しちゃう自分の矛盾感が嫌だわ〜。
こんな所で自分の短所を発見できました。マジで良くない。
いや、自己分析できて良かったのか。

荷物を整え一息したところでヴァラナシでやりたいことを整理。
・街ブラ
・フリースクール見学
・船から朝日を見る
・足だけ沐浴

まずは宿の近くをブラブラ歩いてみる。
ガンジス川のすぐそばなので河川敷に行ってみよう。

まさにイメージ通りの風景。
ガートと呼ばれる階段状の場所で、人々が沐浴をしている。ここで洗濯をしたり、食器を洗ったり、火葬をしたり、遺灰を流したりもするという。
ヒンドゥー教徒にとって、この地で葬られることは大きな願いらしい。

しばらくフラフラしてから、実際に現地でガイドをしてもらう日本人のますみさんと合流。ボランティアで現地のフリースクールの手伝いをしたりガイドをしているそうだ。ヴァラナシでのグルメも楽しみたかったので、サンタナに戻りがてら、すぐそばのラッシー屋へナビゲートしてもらった。コレは普通に美味い。ヴァラナシで飲むからさらに美味く感じる。これ以降、ラッシー屋の彼は通るたびに激しい売り込みをしてきた。

ハンパないポーズでメンチ切る赤Tの彼。悪いやつじゃない

日が暮れてから再びガンジス川へ。
夜も船に乗れるとのことで行ってみた。
ガートに着くと、とにかく凄い人出。どこから集まってきたんだろう。
至る所でスピーカーから爆音でお祈り?が流れ、ヴィジョンにも映像が投影されている。これがほぼ毎日行われているというから驚きだ。
空気感としては完全にフェス。
日本で例えるなら「爆音でお経が流れる盆踊りフェス」といった感じかもしれない。

下船後は耳にお祈りリズムの余韻を残しながら街中に戻り、ガイドのますみさんイチオシの食堂で晩メシ。
完全ローカルで店名すら読めない。
しかし料理(やっぱりカレー)は抜群に美味く、しかもリーズナブルだからたまらない。カレーとナンで100ルピー。ニューデリーの半額、アーグラの1/6だった。

こうしてヴァラナシ初日の夜は、初めて味わう熱気とカレーの余韻に包まれながら更けていった。
次回は早朝のガンジス川で朝陽を浴びてフリースクールにおじゃまします。

◎本日の出費
駅〜宿オートリキシャ700ルピー
乗合船600ルピー
宿600ルピー
カレーとナン100ルピー!
ビール250ルピー
パスタ忘れた
ラッシー40ルピー?


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