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機材沼のオカルトをすっきり整理!サックスの音色を決める「たった2つの軸」とは?【読むラーメン二郎・サックス音色論①】

ドーモ!!大田区の地下要塞でテキーラ片手にオーバーオールを着込み、気分は完全に無職のサックス界の狂犬こと、久住祐太です!!🌊🍻😎

サックスオタクの皆様、今夜も機材沼で元気に溺れてますか!?

「サムレストをプラスチックに戻したら、楽器が親の仇みたいに爆鳴りしたァ!」

「サムフックを金属にしたら、指がフェラーリ化して時空を超えた!」

「リードをガチガチの丸太みたいに硬くしたら、逆に下唇がニート化して超ラクになった!!」

……深夜のサックス掲示板でよく見るこの手の「オカルト体験談」。

実はこれ、幻覚でもプラシーボ効果でもなく、全部「同じ1枚の地図」の上で整理できちゃうんですわ!!🗺️✨

長年、愛機のSX90Rや82Zのパーツをとっかえひっかえし、無駄な課金を繰り返して泥水をすすってきた48歳の私が、ある日テキーラを呷りながら突然、宇宙の真理(アハ体験)に到達しました。

私たちが「うおおお!良い音だ!」と脳汁を垂れ流すとき、その変化は常に「たった2つの軸」の上で起きているのです!!

その軸とはズバリ、「ソリッド ⇔ マイルド」と「フォーカス ⇔ 拡散」!!

この2×2のマトリックスさえ脳内にインストールすれば、素材選びも、バッフルの高さも、リードの硬さも、全部「あー、はいはい。そっちのツマミを回したのね」とドヤ顔で説明できるようになります!!

というわけで今回から全5回にわたり、知能指数を極限まで下げてお届けする「読むラーメン二郎」こと【村長ブログ・サックス音色論】をブッ放します!!

​今回から5回に分けて、この「サックス音色マトリックス」を、①理論編 → ②楽器編(素材・メッキ) → ③楽器編(管体・テーパー) → ④マウスピース編 → ⑤リード編の順で解き明かしていくぞ!!

​第1回の今回は、すべての土台となるこのマトリックス自体の超・学術的かつアゲアゲな理論編だ!!IQを3にしてついてこいよ!!🚀🔥

🎸 軸①:「ソリッド ⇔ マイルド」って何なん?(高域成分のヤンキー度)

音響心理学という「人間はどうやって音の違いを聴き分けてるの?」を研究するガチの学問の世界に、「音色空間 (timbre space)」っていうヤバい概念があります。

マギル大学のMcAdamsパイセン(誰やねん)らが2019年にブチ上げた論文など、研究によって多少の表現の違いはあるものの、人間が音色を区別する時の代表的なレーダーは、主にこの3つ!

  • Attack time(音の立ち上がりの瞬発力!ビンタの速さ!)

  • Spectral centroid(スペクトル重心!高音域成分のヤンキー度!)

  • Spectral irregularity(スペクトル不規則性!奇数倍音と偶数倍音の仲の悪さ!)

この中で、私たちが体感する「ソリッド ⇔ マイルド」に直結しているのが、2番目の「スペクトル重心 (centroid)」です!!

これ、学術用語でカッコつけてますが、要するに「音というスープの中に、高音域という『ニンニク・アブラ・カラメ』がどれだけブチ込まれているか」というヤンキー度ゲージのことです!!🍜🧄

高域エネルギーが多ければ「ソリッド(耳に突き刺さるトガッたヤンキー)」、少なければ「マイルド(カシミヤのセーターを着たゴールデンレトリバー)」になる。超シンプルですね!!

🎯 軸②:「フォーカス ⇔ 拡散」の正体(スナイパーか、ショットガンか)

さあ、ここからが本番。一番厄介なやつです。

「音がフォーカスされた!」とか「散っててうるさい!」っていう我々の感覚、実は「人間の耳のバグ(知覚)」「純粋な物理法則」という、全く別の2つのバケモノが合体してできているんです!!真っ二つに解体していきます!!🔪

🧠 2-1. 知覚レベル:「倍音の密度」としてのフォーカス

先ほどの3つのレーダーの最後、「奇数倍音と偶数倍音の仲の悪さ (spectral irregularity)」。

Caclin氏らが2005年にやった実験で証明されているんですが、偶数倍音が奇数倍音に対して相対的に弱いと、音は「うつろ (hollow)」に聴こえるんです。

サックス吹きの体感に翻訳するとこうなります!!

  • 偶数倍音が弱くて「うつろ」 = 中身がスッカスカの詐欺コインみたいな音(拡散側)

  • 偶数倍音が強くて「高密度」 = 肉汁がギッチギチに詰まった和牛100%メンチカツ(フォーカス側)

つまり、偶数倍音が乗ると、脳が勝手に「音がギュッと一点に詰まってるゥ!」と錯覚するわけです。

🌪️ 2-2. 物理レベル:「空間への飛び方」としてのフォーカス

もう一つは、純粋な物理現象である「指向性 (directivity)」の話。

音響学の常識として、高い周波数(高次倍音)ほどビームのように前へ一直線にすっ飛んでいき、低い周波数はベルの縁から全方位へ「町内会の回覧板」みたいにジワジワ広がっていきます。

ここで最大のパラドックス(矛盾)が発生します!!🤯

「高周波=ビームのように前へ飛ぶ(フォーカス)」はずですよね?

でも、我々サックス吹きが狭い防音室やスタジオでバキバキの高周波を出して吹くと、そのスナイパービームが壁で乱反射しまくって、「耳元でセミが100匹鳴いてるみたいにギャンギャン散らばってうるさい!(拡散)」と感じてしまうんです!!

遠くのお客さんには「フォーカスされたビーム」として飛んでいるのに、吹いてる本人の耳元では「拡散したノイズ」に聴こえる。これが「パーツを変えて音が散ったわ〜」と感じる時の物理的なトリックです!!

💡 つまり「フォーカス ⇔ 拡散」とは?

要するに「フォーカス」という言葉だけで、実は「耳が感じる密度の現象」と、「空間で起きている指向性の現象」の2つをごちゃ混ぜに語っていたわけです。

私たちが「おっ、音がまとまったな」と感じる時、実際には①メンチカツ並みに倍音の密度がギュッと詰まった(知覚)か、②高域ビームが減って耳元でのセミの乱反射が収まった(物理)の、どちらか(あるいは両方)が起きているということなんです!!

🗺️宇宙の心理「2×2マトリックス」の完成

(※注:学術論文で実証されているのは「スペクトル重心と不規則性が独立した知覚次元である」という点までです!これを「ソリッド/マイルド」「フォーカス/拡散」に当てはめたのは、あくまで村長の独断と偏見による私説(仮説)です!学会の総意ではありませんので、異論は白ワイン片手に謹んでお伺いします!🍷🤣)

ここが今回の最大のハイライト!! 我々サックス吹きは「ソリッド(鋭さ)」と「フォーカス(まとまり)」を同じ意味で使いがちですが、学術的には完全に独立した別のツマミなんです!!

だからこそ、この2つの軸を掛け合わせると、サックスの音色は以下の「4つの領域」にマッピングできます!!

  • 【ソリッド × フォーカス】 👉 『レーザー誘導式・ニンニクマシマシ弾』 (鋭く突き刺さるのに、極太の芯がある!)

  • 【マイルド × フォーカス】 👉 『深夜2時の高級カシミヤ毛布』 (温かくて丸いのに、中に湯たんぽが入っていて一切ぼやけない!)

  • 【ソリッド × 拡散】 👉 『全裸で打ち上げ花火を振り回すヤバい奴』 (ギャンギャンに鋭いが、四方八方に散らばって大惨事!)

  • 【マイルド × 拡散】 👉 『冬の銭湯の湯気』 (ふわぁ〜っと空間全体を優しく包み込む。実家の麦茶のような安心感!)

つまり!! サムレストの素材を変える、マウスピースのバッフルを盛る、リードの硬さを変える……これらはすべて、この2次元マップ上で「自分の音を上下左右のどこに移動させるか」という陣取りゲーム(あるいはデスゲーム)に過ぎないのです!!🎮✨

🎷 最大のパラドックス:神トーンは「リアルタイムに瞬間移動」する

さて、ここまで読んで「俺は永遠に『ソリッド×フォーカス』のレーザー弾を撃ち続けるぜ!」と思ったそこのアナタ。甘いです。激甘です!!

欽ちゃんの仮装大賞で合格ラインにあと2点届かず、不合格の悲しい音が鳴り響いた瞬間、審査員席でニコニコしながら「や〜、でもお父さん一人で一生懸命頑張ってたからさ!はい、押しちゃおう!」って手元のボタンを連打して無理やり合格にしちゃう関根勤くらい激甘です!!ニチャァ!!😊合格ランプ点灯パネル(テケテケテケテケ!チャラララッチャラーン!!)💮

実際のジャズのプレイで本当に求められているのは、静的なポジション取りではなく、「たった一音の中でも、このマップ上の座標がリアルタイムに激しく動き続ける」という動的なコントロールです。

グローヴァー・ワシントン・Jr.みたいな、あの圧倒的な「太い芯」を持った極上のトーンを思い出してください。あれはマップの一点に引きこもっているわけではありません。

  • 息を打ち込んでアクセントを入れた瞬間 = 「ソリッド × 拡散」でド派手に爆発!💥

  • そのまま音を伸ばすロングトーンの瞬間 = 「マイルド × フォーカス」にシュッと収束!🥷

  • そこからビブラートを深くかけていく終盤 = 再びソリッド寄りへ少し揺れながら、それでも極太の芯(フォーカス)は絶対に失わない!気品ある色気の放出!✨

この真逆の領域を、たった一音の中で、下唇のわずかなプレッシャーと息のスピードだけで一瞬で行き来できるダイナミックレンジの広さ(=自由度)!

これこそが、人間の感情を揺さぶる「良い音」の正体であり、我々がセッティング沼を彷徨う最終目標なんです!!!

​次回からは、この「音色マトリックス」の地図を片手に、怒涛の機材沼へダイブしていきます!!

  • 第1回:理論編(※今ここ!音色を支配する2×2マトリックスの完成)

  • 第2回:楽器編①(素材、メッキ、そしてサムレストがこのマップでどう動くか!?)

  • 第3回:楽器編②(管体・テーパーの密かな反逆!細身テーパーvs太目テーパーの真理)

  • 第4回:マウスピース編(ジャズとクラシックで「銀」の意味が逆転するミステリー!?)

  • 第5回:リード編(最終結論。アクセントとノーアクセントの反復横跳び!!)

​この超絶マニアックなサックスオタク限定・知の探求、まだまだ続きます!!

次回までに、自分がマップのどこで迷子になっているか、しっかり確認しておいてくださいね!!アデュー!!🍻🏄‍♂️🚀



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