見出し画像

【連載|違和感を無視できなくなった日々】 ①説明不足でケンカになる日常――わかるまで聞いただけなのに、怒られる理由がわからない

この連載は、
国際結婚の中で感じた、
日常の「小さな違和感」を記録したものです。


「説明しようとしても伝わらない」
「普通だと思っていたことが、普通じゃなかった」

そんな瞬間が少しずつ積み重なっていきました。

誰かを責めるためではなく、
自分の気持ちを整理するために書いています。




どうしてこんなことで、空気が悪くなるんだろう。

大きな喧嘩じゃない。
浮気でも、借金でも、暴言でもない。

ただ、わからなかったから聞いただけ。
それだけなのに、なぜか相手はイライラする。


下の子がインフルで病院から薬が2種類出ていた。
キッチンで夫が飲ませてくれていたんだけど、
「苦い?」と子どもに話しかける声が聞こえた。

(苦い薬、そのまま飲ませたのかな?
お薬のゼリー使ったのかな?
甘いくすみと苦い薬、どっちをどっちの方法で飲ませたんだろう?)

ただそれが知りたかった。

だから、
「苦い薬そのまま飲ませたの?ゼリーに包んだ?」
「薬2種類あるけど、どっちをどうしたの?」
って聞いただけだった。

でも夫は、
「さっき言ったじゃん!!」
と急に怒る。

いやいや…言われてないし、聞こえてないし、
説明されてもよくわからなかったから聞いてるのに。

とにかく、
“わからないから聞く”
という行為が夫には“責められてる”に変換される。

私はただ状況を知りたいだけなのに。


別の日。
上の子が泣いていて、その理由を聞いた。

「枠にぶつかって壊れた」と言われたけど、
私には何のことかわからない。

ベビーゲート?
レジのおもちゃ?(枠はないけど、、)

想像して聞けば聞くほど、
「何言ってんの?」
という空気になる。

わからないから聞いているのに、
聞けば聞くほどイライラされる。


私は、正解を責めたいわけじゃない。

ただ、状況を共有したいだけ。
ちゃんと理解したかっただけ。

でも、
「わからないから聞く」
という行為自体が、相手を怒らせてしまう。


こういうことは、日常のあちこちで起きる。

料理のことでもそうだ。

今日の献立を考えて、育児の合間に準備して、もうおかずができるって時に、
旦那が急に家に何か持って帰ってきて「え?別のものもあるよ?」
の一言で、流れが変わる。

説明する気力がなくて、私が折れる。
そしてモヤモヤだけが残る。


大きな問題じゃない。
でも、小さなズレが積み重なると、
心は確実に削られていく。

「どうしてわかってもらえないんだろう」

そんな疑問を抱えたまま、
今日もまた、同じようなやりとりを繰り返している。

※この記事は連載の①です。
続きは②「朝の起こし問題とワンオペの現実」へ。

いいなと思ったら応援しよう!