やりたいことリストは、未来を叶えるためじゃなく【自分に許可を出す】ためのもの
やりたいことリスト(バケットリスト)を
書いたことで、
私は少し不思議な体験をしました。
「新幹線のグランクラスに乗りたい」
1年前、
そうリストに書いていました。
そのときの私は、
「いつか、一度くらい乗ってみたいな」
それくらいの、とても軽い気持ちでした。
それが、1年後。
思わぬ形で叶うことになります・・・
⸻ やりたいことリストを
書いてから、1年後
正直に言うと、
書いた内容は すっかり忘れていました。
どうしても、
その日時の新幹線に乗る必要があって、
予約画面を開いたら——
空いていたのは、グランクラスだけ。

貯まっていたポイントで
アップグレードできることも分かって、
「…しょうがないなぁ」
そんな気持ちで、
グランクラスの席を予約しました。
特別な決断でも、
自分へのご褒美でもありません。
ただ、その選択肢しかなかった。
それだけでした。
でも、ふと思います。
以前の私なら──
きっと、
違う行動をしていたと思う。
グランクラスしか空いていない
と分かった時点で、
その用事自体を
諦めていたかもしれない。
「私にそんな価値、ないし」
そんな言葉が、
息をするみたいに、当たり前に出ていたから。
しばらくして、
ふと、こんなことを思いました。
「あれ…これって、
もしかして去年
やりたいことリストに書いてたやつ❓」
本棚の奥からノートを出して、
1年前のページをめくる。

そこには、ちゃんと書いてありました。
「グランクラスに乗りたい」
あぁ、と思いました。
これは、
「叶えようとして叶った」感じじゃない。
⸻
たぶん、起きていたのは、
もっと地味なこと。
1年前に一度だけ、
「それを望んでもいい」
と、知らず知らずのうちに
自分に許可を出していた。
だから1年後、
その選択肢が目の前に現れたとき、
強いブレーキが、かからなかった。
もし、
あのリストを書いていなかったら。
✔ 高い
✔ 身の丈じゃない
✔ 行くなってことかな
✔ 諦めよう
そうやって私は、
いつも通り、息をするように
自分の本音ごと、
選択肢を瞬殺していたと思います。
⸻ やりたいことリストって、
魔法じゃない
やりたいことリストは、
未来を引き寄せる魔法じゃありません。
たぶん、ただ…
「自分が選んでいいかもしれない範囲」を
少しだけ広げておくもの。
未来の私の可動域を広げる、
ストレッチとか、筋膜リリースみたいなもの。
未来の選択肢と一緒に、
未来の私の本音も、少しだけ広げておく。
叶えようとしなくていい。
リストを覚えておく必要もない。
一度、
「それもアリ」
と書いておくだけで、
それで十分。
そういえば。
あなたのノートにも、
書いたことを忘れている願いが
ひとつくらい、
眠っているかもしれませんね🕊️
