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自分を許せた分だけ、世界は優しくなっていく。

最近、自分にツッコミを入れることが増えた。

「お気を確かに!」って(笑)。


気がつくと私は、自分に対して

「ここが足りない。」

「あれもできていない。」

そんなふうに、
自分の欠けているところにばかり目が向く。

もう長年のクセみたいなものだ。


でも、ある日ふと思った。

友達に対しても、
私はそんな目で見ているだろうか?


……いや、見てない。

むしろ逆だった。

友達が、

「私って、ここがダメなんだよね。」

と言うたびに、私は心の中で思っている。

「えっ? そこがその人らしくて素敵なのに。」

おっちょこちょいだから、一緒に笑える。

慎重だから、安心して相談できる。

考えすぎるから、優しい。


本人が「欠点」だと思っていることが、

私には「その人らしさ」や「魅力」に見える。



なのに。


自分のことになると、

とたんに、その目が使えなくなる。


「この部分がダメ。」

「これを直したら、やっとスタート地点に立てる。」

「みんなは普通にできるのに、私はすんなりできない。」

……

おーい、私。

お気を確かに!(笑)



友達には、

「そこがあなたらしいのに。」

って言えるのに、

どうして自分には言えないんだろう。


もしかしたら私は、

欠点を見つけるのが得意なんじゃなくて。

自分にだけ厳しくするのが得意、
だったのかもしれない。

最近は、そんなふうに思うようになった。



だから今、少しだけ意識して実験している。


自分を、
仲のいい友達を見るような目で眺めてみること。

そして、

「自分にそっくりな誰か」だったら、
私は何て声をかけるだろう、
と考えてみること。


すると、

「欠点」だと思っていたものが、

少し違って見えてくる。

全部が長所だとは思わない。

でも、

「そんなに責めなくてもいいんじゃない?」

とは思える。

それだけでも、心は少し軽くなる。

最近は、自分に厳しい声が聞こえてきたとき、

前より少しだけ立ち止まれるようになった。


そして、こんな言葉を返せる日が増えてきた。


「お気を確かに。」


以前の私は、

欠けているところを直す先に
自分の成長があると信じていた。

でも今は、

自分を責めるよりも、

自分に向ける目線を少し変えてみること。



そのほうが、自分を包む世界は、
少しずつ優しくなっていく気がしている。

そして、本音の私は、
少しずつ体温を取り戻してきた。



この記事は、noteでいただいたコメントとのやり取りの中で生まれた気づきをもとに書きました。

一人で考えているだけでは見えなかった景色を見せていただき、あらためて「言葉を交わすこと」のありがたさを感じています。


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