📚ミステリーまみれの1月
1月はミステリー小説ばっかり読みました。
全部で3冊。
どれも続きが気になってどんどん読んでしまう本です。
①いけない / 道尾秀介

ある街で起きた交通事故(事件)をきっかけに、そこに絡む人たちの人生や裏側が見れるお話。
物語の最後に真相が書かれているわけではなく、出来事が淡々と描かれていて、解き明かすのは読者にお任せスタイル。
街の地図が載ってたり、公式のヒントサイトもあって、そこで答え合わせをするような小説。
最後まで読んでスカーっとする!というよりかは、一緒に謎を解き明かすような感じで、まさに刑事になった気分。
何回も戻って読み返して、私には難しかった、、、
細かいところを読んで、一つ一つに疑問を持って読み進められる人にはオススメ。
私はこのサイト見ないと解けませんでした。
パート2もあるみたい。
②一次元の挿し木 / 松下龍之介

行方不明の妹を何年も探し続ける主人公。
でも周りの人たちは妹の存在を知らず、そんな人いなかったよ?状態。
そんな中、遺伝人類学について学ぶ大学院生の主人公が、遠い国の200年前の人骨のDNA鑑定をすると、妹のものと一致する。
その謎を解き明かしていくお話。
めっちゃ面白かった。
読み進めていくと謎が解けて、でも新たな謎が出てきて悩んで、とずっと読んでいたい小説でした。
大体いい人ではあるけど、登場人物も裏の事情を抱えてたり、それを後から知るとスッキリするし、その人の信念で動いてたんだなって再認識できました。
物語の中に圧倒的敵の存在がいたんですが、その描き方がすごく怖かった。
この本の特徴的な擬音語"ちゃぽん"が、近くにいるんだなっていう想像を掻き立ててきました。
とにかく映像が頭に浮かんで、この本を映画化したらめっちゃ面白そう。
と、思っていたらドラマ化の噂があるらしい。
しかも作者はこれがデビュー作!すごすぎ。
③方舟 / 夕木春央

好奇心から森の中の地下建築に入った若者たち。
そこに森で迷子になったという3人家族がやってきて、10人で一晩を過ごすことに。
朝になったら出るつもりが、突然の地震により地下建築の入り口が塞がれてしまい、地下水が流れこんできた。
そんな中、殺人が起きる。
一人が犠牲になれば脱出できる状況で、犯人がその犠牲になるべきと判断。
タイムリミットがある中で犯人を突き止める物語。
この本を映画化したらめっちゃ面白そう。(2回目)
地下建築の構造を頭に入れて、みんながそれぞれどの位置にいるかを考えながら読み進めていくのが、映像として綺麗に想像できる小説でした。
最後、まさかそういうことなの?!と驚く展開があり、もう後に引けない、絶体絶命な状況がゾクゾクしました。
また、犯人が水没するまでの最後の時間を過ごすために、他のみんなから色んな暇つぶし物資や食料をもらってたシーンがあったんですが、
それがどういう意味を持つのか、最後まで読んだら震えました。
