脳梁欠損ライフハック 第21回|熱しやすく冷めやすい——でも、変わらないものもある。
何かに熱中しやすい反面、冷めるのも早い。
自分でもそうだなと思う場面が、日常の中にたびたびあります。でも同時に、子どもの頃からずっと変わらず好きなものもある。「熱しやすく冷めやすい」という言葉は、自分の一部を言い当てているようで、でも全部ではない気もしています。
推しはコロコロ変わる。でも、ずっと変わらない推しもいる。
推しの芸能人が、作品ごとに変わります。
ある映画で気になる俳優が出てくると、しばらくその人の作品を追いかける。でも次の作品で別の人が気になると、いつの間にかそちらに移っている。「また変わったの?」と思われるかもしれませんが、そのときそのときに本気で好きになっているのです。
一方で、子どもの頃から変わらず推し続けている芸能人がいます。何十年も。この差が自分でも不思議で、なぜこの人だけは変わらないのか、理由がはっきりとはわかりません。ただ、「冷めないこともある」という事実は確かにある。熱しやすく冷めやすい、とひとことで言い切れないところが、自分の複雑さなのかもしれません。
続かないのは、意志ではなく「合っていない」から。
日記をつけようと思い立ったことがあります。3行でいい、毎日続けよう——そう決めて始めました。
最初の数日は書けました。でも、変わり映えのない毎日では、書くことが見つからなくなってきます。「今日も特に何もなかった」という日が続くと、日記を開く気力が薄れていく。気づいたら途切れていました。
資格の勉強も、似たような経験があります。電気工事士と衛生管理者の学習を試みましたが、どちらも暗記量が多く、途中で挫折しました。簿記はウェブ講師の学習の進め方が自分に合わず、現在中断中です。
これらの経験から見えてくるのは、続かない理由がある、ということです。変わり映えがない、暗記が多い、進め方が合わない——それぞれに理由があります。「意志が弱いから続かない」のではなく、「自分に合っていないから続かない」という見方の方が、実態に近い気がしています。
冷めたら、次へ。それも自分を知ること。
一方で、続いたものもあります。
宅建は、失敗や中断を繰り返しながら、ようやく取得しました。一度で受かったわけではありません。何度か挫折しながらも、最終的には形にできた。「熱しやすく冷めやすい」はずなのに、なぜこれは続いたのか。振り返ると、必要性と興味が重なっていたことが大きかったと思います。
今、図書館で本を借りて読んでいますが、読書スピードが遅いため、空き時間の多くが読書に取られてしまっています。その結果、資格勉強やほかにやりたいことに着手できない状況が続いています。
このままでは本末転倒だと感じ、読書を一度中断しようと思っています。やりたいことに着手できないなら、思い切って優先順位を変える。「始めたことは続けなければ」という気持ちはあります。でも、それに縛られてほかのことが進まないなら、いったん手放す方が賢明です。
熱しやすく冷めやすいことは、欠点ではないかもしれません。何が自分に合っていて、何が合っていないかを、体で覚えていくプロセスなのかもしれない。冷めることは、次に向かうサインでもあります。
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熱中しても続かなかった経験はありますか?続かないのは意志の問題ではなく、合っていないサインかもしれません。冷めたら次へ。それも、自分を知るための大切な経験です。
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次回予告【脳梁欠損ライフハック 第22回|誠実だと思っていた人が、相手を見て態度を変える瞬間。】
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