青森ねぶた ラッセラー!の裏側にある一杯
「ラッセラー! ラッセラー!」
青森の夏の夜、響き渡る掛け声。
青森ねぶた祭は、見るだけではありません。
跳人(はねと)衣装を着れば、観光客でも地元の人でも、誰でも参加して一緒に跳ねることができます。
わが家も、子どもが小さい頃から欠かさず参加。
今年も親子で跳ねました。

ねぶたの日は、始まる前から楽しみがいっぱいです。
初日は、県外から来た「ねぶたを見るのは初めて」という方と一緒でした。
まずは観光物産館アスパムの隣りにあるねぶた小屋へ。
出番を待つ大きなねぶたを間近で見ることができます。
初めて見る方の表情を見ていると、私まで嬉しくなります。

三角の建物がアスパム
その後、友達と合流。
少し遅れて到着すると、友達は屋台で買ったビールを片手に、ねぶたが始まるのを楽しみに待っていました。
「今年も始まるね~」
そんな笑顔を見ると、こちらまで気持ちが高まります。
ねぶたが始まる合図の花火があがると、沿道の期待が高まり、跳人の気持ちも一気に盛り上がります。
そして、そんな跳人を支えてくれているものの一つが、飲み物です。
今年は夜になると少し肌寒いくらいの過ごしやすい気温でした。
それでも、「ラッセラー!」と声を出しながら跳ね、歩いていると、のどが渇きます。

ねぶたの運行団体の中には、跳人のための飲み物を用意してくださっている団体があります。
今年お世話になったのは、青森市のショッピングセンター・サンロード青森さん。
リアカーには、氷水で冷やしたペットボトルや缶飲料が入ったポリバケツ、ウォーターサーバーなどが積まれています。

のどが渇いた跳人は、自由に飲み物を取り、また戻って跳ねます。
重たいリアカーを引きながら、大勢の跳人を支えてくださる皆さん、本当にありがたいです。
私たちも、何回か利用させていただきました。
さらに今年は、アスパム前で「十六茶」のペットボトルが無料配布されていました。
「500mlももらえるの? 太っ腹だね!」
周りの人たちが笑顔で受け取り、跳ねる前の水分補給をしていました。
私も一本いただき、「今年も思いきり楽しもう!」という気持ちでスタート。

年々、体力の衰えを感じるようになった私。
一方で、子どもたちは元気いっぱい。
軽やかに跳ねる姿を見ながら、「あと何年、こうして親子で一緒に跳ねられるかな」と考えることがあります。
ねぶたの楽しさを高めてくれる一杯。
跳人を支えてくれる一杯。
そして、親子の夏の思い出を支えてくれる一杯。
祭りを楽しむ人の気持ち、支えてくださる人のやさしさも詰まっていました。
今年のねぶたも、楽しい思い出になりました。
来年もまた、親子で「ラッセラー!」と笑顔で跳ねられますように。

ありがとうございました
