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英語コンプレックスの意識高い”系”育休ママが、英検1級に本気で立ち向かった話。

子どもの前に、まずは私の紹介から。
小さい頃から英語の流れるような音に惹かれ、漠然と英語が学びたいと思っていた高校時代。大学はリベラルアーツ系の学部で相当な数の講義や演習が選べる中で、ゼミでは言語学、副専攻で「英語と異文化理解」と軸はブレませんでした。

でも受験勉強でガリガリ英語をやってきたはずなのに話せない!資格にも身が入らない!卒業後からはオンライン英会話に課金し続けているけど進歩している感じがない!
大学で留学に踏み出せなかったこともあり、年を重ねるごとに英語コンプレックスを募らせていました。

たまーに1カ月ぐらい本気で勉強することもありましたが忙しさにかまけて続かず。
理解レベルよりも高い音声をシャドーイングしたり、予習復習もせずにオンライン英会話を受け続けたり、意気揚々とTOEICに申し込むけどそこから何もせず「また最後まで解き終わらなかった・・・」とループしてみたり(対策しなさすぎてブッチした、遅刻して受けられなかったこと複数回)。。。
金はつぎ込んでいるのでTOEIC800前後を維持していたものの、今考えるとずいぶん非効率な勉強をしていたなぁと思います。


それを本気で変えようと思ったのが3年前。

育休終わりまであと1年。復帰すぐの異動もあり、焦りと不安を抱えていたところで英語のオンラインサークルに出逢ったのがきっかけです。

話したいテーマについてメンバー同士が自由にイベントを立てて、オンライン会議ツールで一緒に話したり学習したりできる環境に没頭。
参加者のレベルに関わらずに「英語を上達させたい」という仲間に囲まれているうちに、「英語に本気で向き合えるのは今しかない」と腹を括り、大学生からの夢であった英検1級合格に向けて一念発起しました。


まずはパス単。2400語中リアルに400語程度しかわからず、ひたすら単語だけ1日3時間。毎日200語程度をスキがあればチェック。覚えては忘れて自分の脳ミソのポンコツさに苛立ちながらもゴリゴリ繰り返すうちに2カ月で8割方最初の意味を言えるようになりました。

(パス単が改悪されたので、同時期にやっていた『文単』を紹介します)


ただ、そこからが長かった・・・


単語の意味はある程度わかるはずなのに、長文がまったく頭に入ってこない。選択肢をことごとく外す。そもそもの話題がHot Jupiter だとかどこかの国がindependentした歴史だとか、アカデミックすぎて馴染みがない。
ライティングもeconomic sanctionが社会に有効かなんて考えたことがない。

そこで英語コミュニティで英検のお題についてまずは日本語で議論するイベントを立てたり、関連する話を英語で調べたり、オンライン英会話でお世話になっているフィリピン人に意見をもらったり、そのテーマをかみ砕いて理解するように努めました。

その中で気づいたのは、今まで英語「を」勉強することに必死で、英語「で」何かについて学んだことがなかったということ。

その頃に知り合いのチリ人から「英語"を"勉強しているのなんて日本人ぐらいだよ」と言われて衝撃を受けたのもあり、できるだけ辞書は英英辞典、ニュースも英語で触れるようにしていました。


それと同時にひたすら速いスピードでのオーバーラッピングとシャドーイングもしました。
音声の速さを1.2~1.4倍にし、文単などの本を音声と一緒に読む、家事をしながらひたすらブツブツ言う。言いながら意味が取れない部分は時間のある時に確認。
意味を捉える処理速度が上がった結果、文の捉え間違えが少しずつ減ってきました。

(『Distinction2000』は大学受験用の教材と侮るなかれ。ニックの音声で意味を理解しながらシャドーイングできれば英語力の底上げ間違いなし)


あとはAbceedを数カ月課金し、隙間時間にPart1の語彙問題やリスニングを回しました。
アプリだと外出中や子どもの寝かしつけの際にもすぐに問題を解くことができるので、本をゆっくり開けない身にはありがたかったです。

(Abceedで使っていた教材の現行版)


この頃に1年以上辞めていた当時3歳の長女のおうち英語も再開。

すっかり日本語優位ですぐに「にほんごでみたい」と言われていたのを、「まず長女の時間だから日本語で見て、次にママの時間だから英語で一緒に見よう」と言ってひたすら日英繰り返していたなぁ。
アナ雪とラプンツェルにドハマりし、3カ月くらいその2つが中心でした。

2カ月くらいしたときに長女が「ママ、surpriseっていったよ!」と話しだし、その頃からはどちらの言語でも文句を言わずに見るようになりました。

次女は当時1歳。私がオンラインで英語を話すのを聞き続けていたせいか、ここまで英語にはあまり抵抗なく過ごしています。


6月の第1回の一次試験で落ち、10月もあと数点で落ち、ギリギリ通ったのが1月。

そこからは1カ月間ネイティブキャンプのネイティブと話し放題プランをつけたものの、知識があやふやなまま話していても時間が無駄になると思って途中で放棄。
ひたすらサンプルアンサーで自分が使えそうな部分を抜き出していました。
その切り替えがよかったのか?3月の2次試験で一発合格。
なんとか4月の復職までに念願の英検1級を取ることができました。

(英作文対策ですが、面接にも使えました。サンプルアンサーの段落3つのうち、しっくりくるものを2つ選んで即座に話せるように練習しました。)


英検を取って思ったのが、
ようやく英語学習のチュートリアルが終わった、ということ。

ある程度の文章は読めるし話せる。でも専門外のことが出てきたらまったく言葉が出てこない。
日本の中では英検って相当強いけど、イギリスやオーストラリアの留学やビザで使うIELTSだと最高が9まである中の6.5-7くらいなんですよね。


でも、この期間を通して

・小さい子どもがいながらずっと達成できなかった目標に達することができたこと

・英語「で」知らないことを学ぶ経験ができたこと

プライドが高いわりに行動できない自分を卑下する意識高い「系」という言葉から少しか脱却できたかな?と感じています。

そしてこの時の経験があるからこそ現在のおうち英語の考え方に繋がったり、こうしてnoteが書けているので、あの時頑張ってよかったと心から思っています。

復帰前のモーレツ期間と比べてだいぶ英語力が鈍っているので、またどこかでガチ勉する時がくるかもしれません。

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