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蠍座新月〜対中問題と蠍座の月

昨日、蠍座28度で新月を迎えました。蠍座は特別感のあるサインですよね。概ね『平常時や通常の状態を示さないサイン』です。私の出生時の月とほぼ同じ度数ですので、私にとってはルナ・リターンでもあります。運行中の月が出生時の月に回帰する時期=ルナ・リターンは感情的にも肉体的にも揺れやすくなります。過去の感情が浮上してきたり、心が<深層心理領域>に感応しやすくなり、普段よりも敏感になります。


新月図



昨日の新月図では水のグランドトライン(カイト)を強固に下支えするかのように複数のミニトラインが形成されており、社会全体においても非常に調和的な流れが示されています。(運命的力、霊的力の援護射撃)これからの1ヶ月はエネルギーがスムーズに流れますし、日本が抱える外交問題も良い結果につながっていきそうな気配です。対中問題はそれほど心配することはないと思われます。それどころか、この出来事をきっかけとしてグンと良い状態へと至るでしょう。




水のグランドトラインが長期的に形成され、また5天体が逆行している期間に、まるで満を持したように迎えた昨日の「蠍座の新月」です。これは人々の深層心理にある思い、集合的無意識が表に出て現象化され、深い心理的わだかまりが昇華していくことを示していると言えるでしょう。そこにはある種の痛みや「捨てなくてはならないもの」が存在しています。




太陽と月(国と国民)が7ハウスという対人(外交)を示す位置にあり、天王星と180度(突然の変化)を形成しています。対人関係や外交関係を通じて、(突発的かつ強制的に)日本と日本人が本来あるべき自然な姿(1ハウス)に立ち返ることになると示されています。太陽と月、天王星はいずれも冥王星・海王星・土星・木星から強い援護を受けています。日本は他国(国際社会)から支持・援助を受ける(11ハウス)でしょうし、国としての土台や方向性(MC)が固まっていくでしょう。(相当に守られます)




そのような星の配置が起こっている時に、奇しくも対中問題が起こりました。昨日、神戸の繁華街は驚くほど静かでした。あの狂ったようなインバウンドとは一体何だったのかーーそう思わせるほどの静寂さ。私の心の中にある「元々の神戸の風景」がようやく戻ってきたと感じました。星の配置から考えると、日本人の心の中の不満や怒り、傍若無人さと理不尽さに「もう耐えられない」という集合的意識が現象化されて、このような事態となったーーと読むことができます。




それは近い過去から始まったことではなく、国と国の間にある長い長い歴史的因果関係、それぞれの国に住まう国民の感情的しがらみなどが現象化して、いよいよ「一つの結実」を迎えたということ。水のサインの中でも蠍座が司どるものは「日常的な感情」ではありません。もっと深い場所から生じてくる感情です。それは痛みや怒りや壮絶さを抱えた深部にある感情です。先祖や先人たちの思いとも共鳴し合うような感情を示します。(これについて個人的な深い思いがありますが、口に出すことは差し控え、全て銀河にお返ししようと思います)




さて、そもそも蠍座の月とはどのようなエネルギーを持っているでしょうか。出生図で蠍座の月を持っている人は<安心感に満ちた幸せな幼少時代とは言えない>部分があるでしょう。冥王星的な感情体験を強いられるからです。特に母親が冥王星的であったことを示します。お母さんが得体のしれない存在であった。いつ怒り出すかわからない、どんな反応を示すかわからないーーそんな状況に置かれた子どもはビクビクします。世界への信頼感が欠如します。




山羊座の月のような「父性不在感や経済的な不安」ではなく、溟い心理的不安です。月は過去からの影響をダイレクトに受け、月のノードにも関わります。蠍座の月を持っている方は「過去(世)で、愛する人に裏切られたトラウマを持つ」と言われます。それを解消していくことが人生の土台にあるテーマでもあります。




信頼する人からの裏切りは私たちの心をひどく引き裂く体験です。蠍座の月が抱えるトラウマを「切り裂きジャックに象徴されるような傷と痛み」と表現した占星術師さんがおられました。愛する人がいつ豹変するかわからない、いつ裏切られるかわからない、いつ孤独と絶望の淵に突き落とされるかわからないーーそんな強迫観念を抱えた状態から人生を始めることになります。(壮絶で深い深い道のりです)




月は牡牛座でエグザルテーション(高揚)します。月とは母性であり、帰るべき港であり、私たちの安心できる拠り所、心の生存基盤です。つまり、月は牡牛座のように「いつも一定の太い軸があって揺るがず、安心感と満たされた感覚が湧き上がる泉」のようであることが望ましいのです。そういった豊潤で安定した月に成熟させることが、どなたにとってもベストであることを示します。その状態に最も近い「心の基盤を持っている」のが牡牛座の月を持って生まれてきた方です。(アスペクトにもよります)




蠍座の月にとって、牡牛座(エグザルテーション)にあたるのは7ハウスマターです。つまり、蠍座の月が最も欲しいものは「愛とパートナー」です。人や世界を信じる力、愛する力です。私たちが心の底から欲しているもの、求めているものに対して真っ直ぐで在り続けることです。心の最も深い場所にある想いを世界に表現すること。それは怖いことでしょう。恐ろしいことでしょう。でも、心の中の真実のみを口にすること、自らの真実に基づいた行動をすることです。そして、本当に欲しいものを取りに行くこと。




そうすることで、今回の蠍座の新月は(どなた様にとっても)その目的が果たされたことになります。感情は感じてあげるだけでいい。認めるだけでいい。そして、それぞれの真実を表現して生きていく。蠍座は2番目に欲しいものでは良しとしません。本気であること、真実であることが重要です。そこには痛みが伴います。でも、心の真実を表に出すことで、この力強いエネルギーを「魂にとって良きことのために」活かすことができるでしょう。





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