夫が浮気する仕組み|「夫が悪い」で終わらせなかった理由
「夫が浮気した」
この出来事を、
単純に「夫が悪い」で終わらせることもできます。
実際、世間ではそう語られることが多いし、
行動としては、悪いとおもう。
私自身が浮気されたときに、
まさに実感したことだけど、
夫婦関係って二人で創り上げるもの。
だから、
「夫が悪い」で片づけたら、
何の解決にもならないなって思った。
「誰が悪いか」を追及しても、
人生で大切にしたいことを、
大切にできるようにはならないし、
誰も幸せにならないって思った。
誰が悪いかよりも、
「どうして、この現実が起きたのか?」
私は、ここが、どうしても知りたかった。
私が、心理学を本気で学び始めたきっかけは、
夫の浮気発覚でした。
この記事では、
私自身の体験と心理学の視点から、
なぜ夫は浮気という行動を選んだのか
その裏側で何が起きていたのか
そして、そこから私が何を学んだのか
を書いてみました。
誰かを責めるための記事ではありません。
いま渦中にいる誰かが、
自分の人生を取り戻すためのヒントになることを願って書いた記事です。
当時の私は、
父が急逝して、その2年後に母も急逝。
(ふたりとも自分の足で救急車に乗って、搬送中の車内で心肺停止するという仲良しな死にっぷり)
父の3回忌と母の四十九日を同日にやるその前日、
次男の妊娠発覚。
夫は海外赴任中。
ワンオペで小3長男を妊婦で育てながら、
社長業と相続手続をひとりでぜんぶこなす、
スーパーワーキングママ。
長男と、お腹の赤ちゃんと、会社と相続のことしか、
私は見てなかった。
当時の私は、
夫に、1ミリも意識が向いていなかった。
そして、
自分自身にも、1ミリも意識が向いてなかった。
私はズタボロに疲弊していたけど、
そんな自分の状態を自覚しておらず、
子どもと赤ちゃんと仕事のことだけ見て生きていました。
男性って、
「好きな女を 俺が 幸せにできている。」
「大切な家族を 俺が 幸せにできている。」
こう感じられることが、
生きて行くためのものすごい活力源になります。
心理学を学んで、男性の性質やこの原理を知り、
私はものすごく腑に落ちました。
この活力を、
当時の私は、夫に1ミリも与えられてなかったです。
夫を大切に思う以前の問題で、
夫にまったく興味がなかった。
(私の全興味はすべて子どもと仕事だった)
わたし自身にも興味は向いてなかったし、
自分を大切にする余裕はまったくなかった。
ひたすら必死に、
子育てと仕事に全エネルギーをかけている私を見ていた夫は、
ゆりこは、
何でもひとりでできちゃうし。
相談してくれないし頼ってくれないし。
俺はいてもいなくても、
ゆりこの人生には影響ないんだな。
頭で言語化してこう認識してはいなかったでしょうけれど、
間違いなく夫はこう潜在意識で捉えていたと思う。
妻を、幸せにできている実感を持てない。
妻は、ぜんぜん幸せそうに見えない。
(当時の私は、髪が逆立って、目は血走ってたんじゃないかな)
だから、
息を吸える場所に逃げた。
その逃げ場が、
夫の場合は、浮気という形だった。
きっと、
自分の存在を喜んでくれる相手がいることで、
無力感が和らぎ、息を吸えたんだろう。
男性は、
想像以上にシンプルで、
想像以上にデリケートです。
「俺には、好きな女ひとり幸せにする力がない」
この感覚は、男性にとっては致命的。
苦しくて、
直視できなくて、
息ができなくなる。
だから、
目を逸らせる場所に逃げる。
浮気。
お酒。
ギャンブル。
仕事や趣味への没頭。
家に帰らないという選択。
それすらできないと、
「俺は悪くない!」という叫びが、
モラハラやDVという形で噴き出すこともある。
まじめ過ぎてどれもできない場合は、
心身を病むことも多々あります。
すべては、
愛がないから起きるんじゃなくて。
愛してるからこそ、
無力感に耐えられなくて、起きる。
男性は、
愛している女性が幸せそうにしている姿を見ることで、
エネルギーを充電する生き物。
幸せそうなのが、
「俺のおかげ」だと感じられたら、
元気100倍!
「俺、ちゃんと役に立ってる」
「俺、守れてる」
そう感じることで、
外で戦う力がみなぎる。
だから。
もし今、パートナーとの関係が苦しいと感じているなら。
「もっと大切にされたい」そう願っているなら。
まずやることは、
夫を変えることじゃない。
夫を責めることでもない。
幸せになってください。
夫に幸せにしてもらうのを待つんじゃなくて。
あなたがあなたを幸せにしてあげて、
最高に幸せそうに生きるあなたの姿を、
夫にいつも見せてあげてください。
自分の感情を後回しにするのをやめて、
自分の人生に、自分で喜びを取り戻す。
目の前の現実は、
夫に大切にされなかったから壊れたんじゃない。
自分を大切にするのを、
ずっと後回しにしてきたから、壊れたんだよ。
自分の感情を本気で見つめて、
自分をごまかさず、
自分の人生を引き受ける。
夫の人生じゃなく、
子どもの人生でもなく、
自分自身の人生を、生きる覚悟を決める。
幸せは、
してもらうものじゃない。
自分で、なるもの。
幸せになりましょう。
そのためには。
自分にとって幸せって何なのか、ちゃんと知ろうね。
