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hal_halca
クタクタの恩恵
一月に家族的に神経ピリつく
予定を終えた。
ただただその日を越えたことだけが
嬉しい。そんな感じ。
虚脱感溢れる抜け殻のような
日を過ごしていたら
先日夫が職場で大量に
八朔をもらって帰ってきた。
夫は果物を食べると喉が痒くなったりするのであまり食べない。
子どもたちはミカンは食べるけど
グレープフルーツはジュースしか飲まない。
少し苦味のある八朔はどうかわからない。
「剥いたら食べるかな。」
「はて、これ全部わたしが剥くのかな。」
などと思いながら果物カゴに入れて置いた。
食後に長男が発見し、自分で剥き始めた。いい匂いがする。
つられてわたしも食べようと思ったけれど、
ここは次男に声をかけておかねば
後から拗ねる。
部屋に声をかけにいくと
しばらくしてリビングにやってきた。
途中まで剥きおえた八朔をすすめたけれど
長男が自分で剥いているのをみて
自分で剥き始める。
部屋に広がる八朔の匂いを嗅ぎながら夫はスマホで漫画を読んでいる。
ほとんど誰も喋らないし
すっごく静かだった。
にこやかに団欒ってわけでもなんでもない。
ただわたしは
すっごく幸せだなと感じた。
それからこの幸福感は家族とコタツでただ寝そべっているときとかにも感じるようになった。
リアルタイムで青い鳥がみえるようになった感じだ。
これはクタクタの副産物だと思う。
だからといってしょっちゅう
クタクタにはなりたくない(笑)ので
この感覚を今しっかり味わおうと思う。
