障害者雇用|ミスの話かと思ったら、正社員登用の話だった
正社員登用が決まった。
まだ少し、現実感がない。
昨日、ミスが発覚した直後に、部長から声をかけられた。
「明日、話したいことがあるんだけど、時間大丈夫?」
その瞬間、終わったと思った。
タイミングがバッチリすぎる。
悪い意味で。
そこから1時間くらい、仕事にあまり身が入らなかった。
絶対にミスのことだ。
クレームが来たのかもしれない。
この業務から外されるのかもしれない。
頭の中で、勝手に緊急会議が始まっていた。
しかも、今朝は悪夢まで見た。
どこまで準備してくるんだ、自分の不安。
部長じきじきに話があるなんて、めったにない。
ただごとではないと思っていた。
そして実際、ただごとではなかった。
でも、悪い話ではなかった。
正社員登用の話だった。
正直、嬉しすぎてしょうがなかった。
入社してまだ1年ほど。
正社員登用の話なんて、一切聞いたことがなかった。
聞いていたのは、入社5年目くらいで無期雇用になれるかもしれない、という話くらい。
だから、展開が急すぎた。
昨日まで「怒られるかもしれない」と思っていたのに、今日は正社員登用の話をされている。
感情のジェットコースターにもほどがある。
どうしても、自分はポジティブに考えるのが苦手だ。
ADHDやASDの特性なのか、不安の強さなのかは分からない。
でも、先に悪い方を考えてしまう。
傷つかないように、心が勝手に最悪のパターンを用意しているのかもしれない。
ただ今回は、その予想が大きく外れた。
障害者雇用とはいえ、大企業の正社員になれるなんて、自分にとっては夢のような話だ。
ミスもした。
落ち込んだ日もあった。
何度も不安になった。
それでも、なんとか続けてきた。
頑張ってきて、本当に良かった。
今日は少しだけ、自分を褒めてもいい気がします。
