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自己理解が深まると、人の言葉の意味まで変わる

コーチングを受け始めて、4ヶ月目に入りました。

自己理解が深まってきたことで、人間関係も以前よりずっと深いところまで見えるようになってきたと感じています。

例えば、「ありがとう」という言葉ひとつとっても、いろんな意味がありますよね。

心からの感謝を伝えるとき。
社交辞令としてとりあえず言うとき。
挨拶代わりに言うとき。

同じ言葉でも、使う場面や前後の言葉、語尾のニュアンスによって、受け取り方は大きく変わるものだと思います。

最近、「ありがとう」という言葉の意味を、あらためて深く考える出来事がありました。

「ありがとう」の意味を深く考えた出来事

その日は、私は仕事で、彼は休日でした。

彼の地元の友人たち4人の予定が久しぶりに合い、みんなでご飯に行くことになっていました。

私もそのメンバー全員と面識があり、毎週末のように遊ぶ友人もいるくらい仲良くさせてもらっています。

「仕事終わりに合流する?」
そう誘ってもらっていたので、仕事が終わってから待ち合わせ場所へ向かいました。

すでに4人で楽しそうに過ごしているみんな。
いつも通り、「お疲れ〜!」と笑顔で迎えてくれて、自然と輪の中に入れてくれました。

食事中もたくさん笑って、
気を遣うこともなく、嫌な気持ちになることもなく、まるで昔からの友達だったかのように過ごすことができました。

久しぶりにゲームセンターにも行き、気づけば周りにオーディエンスができるくらい盛り上がっていて。

その時間は本当に楽しくて、
「もし私が大学生活を経験していたら、こんな感じだったのかな」と思うほど、幸せで充実した時間でした。

(私は看護専門学校に進学して学生寮に入っていたので、余計にそう感じたのかもしれません。)

彼の言葉から気づいたこと

家に帰ってから、彼と「楽しかったね〜」と思い出しながら話していると、彼がこう言いました。

「今日は一緒に遊んでくれて、ありがとうね」

私からすれば、
一緒に遊んでもらったのは私の方だし、
むしろ「行きたい」と言ったときに二つ返事で受け入れてくれたみんなに「ありがとう」と思っていました。

でも、そのときの彼の表情は、とても嬉しそうで。
心からの「ありがとう」だとすぐにわかりました。

その瞬間、ふと思い出したんです。

以前彼が言っていたことを。

「自分の友達と仲良くしてくれるのが嬉しい」
「そういうときに、愛されてるなって感じる」

きっとあのとき、彼は
私からの愛情を感じて、嬉しくなって「ありがとう」と伝えてくれたんだと思います。

そして私は、彼の言葉選びにも注目しました。

「来てくれて」でもなく
「付き合ってくれて」でもなく

「一緒に遊んでくれて」

という言葉を選んでいたこと。

そこには、

「僕の大切な世界を、大切にしてくれて嬉しい」

そんな想いが込められているように感じました。

彼の大事な人たちと、
「彼の彼女」という立場ではなく、
「一人の友人」として関係を築いてくれたこと。

きっと彼にとっては、

〈友達 × 恋人〉

この2つの世界が、ちゃんと繋がった瞬間だったのかもしれません。

人は、自分の大事な人同士が仲良くしてくれると、とても安心します。

彼とだけ仲がいいよりも、
その周りの人とも自然に関係が築けている方が、嬉しいと感じる人は多いのではないでしょうか。

彼の「ありがとう」にはきっと、

・友達を大事にしてくれて
・僕の世界を尊重してくれて
・みんなと一緒に楽しんでくれて

そんな気持ちが全部込められていたんだと思います。

「人の世界に入れる」という私の強み

この出来事を通して、もうひとつ気づいたことがあります。

それは、私自身の強みです。

「人の世界に、自然に入れること」

人はそれぞれ、自分のフィールドを持っています。

ここで言うフィールドとは、
その人が慣れている世界や価値観、空気感のようなもの。

そして多くの場合、人と関わるときは

・自分の価値観で話す
・自分の趣味に誘う
・自分の好きな場所に連れていく

というように、自分のフィールドを中心に行動し、相手をそこに呼ぶことが多いと思います。

でも今回の私は、

・彼の世界を尊重し
・友達同士のノリや恒例行事を楽しみ
・その空気感の中で関係を築いていた

つまり、相手のフィールドに入った上で、その状況を心から楽しんでいたんです。

多くの場合、相手のフィールドに入ると

・気を遣う
・遠慮する
・自分らしくいられない

ということが起きやすいと思います。

でも今回は、

・ノリを共有できる
・自分自身も楽しめる
・空気を壊さない

このバランスが自然に取れていました。

だからこそ彼も、
自分の世界の中にいる私を見て安心できて、
「ありがとう」という言葉が出てきたのかもしれません。

相手の世界に入るときに大切なこと

「人の世界に自然に入れる」

この強みは、実は最近の人間関係でも発揮されていることに気づきました。

コーチングを受け始めてから、
妹・同僚・彼とは、特に深く関わるようになりました。

そして、その関わりの中で、
私は一度も“否定”をしていないことに気づいたんです。

悩みや感情、思考は、形がありません。

とても繊細で、簡単に壊れてしまうものです。

だからこそ、人は簡単には外に出せない。
でも、大切に抱え込みすぎると、気づいたら深く潜ってしまい、自分でも見失ってしまうことがあります。

そんなものを、相手は一生懸命「言葉」に変えて、私に伝えてくれている。

そう思うと、
軽く受け取ったり、否定することなんてできませんでした。

丁寧に受け取り、
大切に扱い、
じっくり感じ取る。

そうして初めて、相手を理解できるのだと思っています。

きっと、相手に対する敬意があるからこそ、
私は自然と相手の世界に入ることができるのかもしれません。

自己理解が人間関係を変える

自分と向き合えたからこそ、相手とも向き合える。

ここ数週間で、対人関係における成長をとても感じています。

人の言葉や行動の奥には、
その人の大切にしている世界があります。

それに気づけたとき、
人間関係は少しやさしくなるのかもしれません。

もし今、人間関係でモヤモヤしているなら、
まずは自分の世界を丁寧に見てみてください。

そこから、相手の世界もきっと見えてくるはずです。

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