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大河ドラマ『豊臣兄弟!』第30回「清須会議」感想

茶々様が怖い。

お市様を訪ね、上様を救えなかったことを詫び、慟哭する勝家を見る茶々様の冷ややかな目。
秀吉の「昔のお市様の面影が」と言いかけたのを遮るように「父、浅井長政の面影もあるであろう」と叩きつける。
茶々様にとっては、織田信長は父の仇。その家臣も当然、憎んでいるのですよね。
きっと母であるお市様が信長を慕い、家臣たちのことも信頼している事実を受け入れられないまま成長したんだろうな。そりゃそうです。父親を、家を滅ぼされたんだから。

今回の秀吉・小一郎兄弟の動きが、というか秀吉の立ち回りが本当に邪悪すぎて、あのお優しい丹羽長秀先輩までぐぬぬってぷるぷるしてたの申し訳ないけど笑っちゃいました。池田恒興と勝家は言うに及ばず。黒田官兵衛も感心するレベルの邪悪ムーブ。出し抜かれた三人が可哀想だよ。

柴田殿の力強さ
池田殿の虚を捨て実を取る性分
丹羽殿の慎重に見極める目利き
儂の調子の良さ

調子の良さ??ひとりだけ毛色の違うのが混じっとるな。自認がそれなんだ。合ってる。

三法師ちゃんを一緒に探し出したことで、昔のことを思い出して秀吉の案に乗ると決めた丹羽長秀、チョロすぎますね。人が良すぎる丹羽長秀。よくこの戦乱の世で生きられたな。池田恒興もまあチョロいし、柴田勝家も結局折れてるし。
その結果があれですよ。あの場だから反論することもできないし。秀吉、ろくでもない邪悪。本人がカラッと明るいのが怖いよ。

お市様の「勝家、私を娶れ」。
この言葉で、ああ、豊臣は滅ぶわ、と思いました。これを言えるお市様の娘ですもん、茶々様。豊臣を滅ぼすために大嫌いな秀吉に嫁いだんだろうなと考えてしまう。
お市様も、織田家のために秀吉と袂を分つ決意をした。そんなふうに見えました。

わたくし、三英傑の中では織田信長がダントツ好きで、徳川家康はダントツ嫌いで、豊臣秀吉には何の感情も抱いてなかったんですよ。石田佐吉を見出してくれてありがとうって程度で。わたくしの中で、秀吉の好感度がどんどん下がってきています。
佐吉、なんでこんな奴に仕えてたの。


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