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「感謝と祈り」1360話
🍀仏教の人生観とは
命の見方として「常見」と「断見」という二つがあります。
「常見」とは、この姿のままでずっといくという見方です。
たとえば、キリスト教の生命観は常見と言えるでしょう。
このままの姿であの世に行き、最後の審判の日に、神様から日頃の行いに対して地獄か、天国かを決められるというもののようです。
それとは別に、「断見」とは、因果応報を認めず、人は一度死んだらそれっきり断滅してしまう、物も壊れたらそれっきり無くなってしまう、というような考え方です。
仏教もうっかりすると常見のように見えますけれど、仏教は常見も断見もとらないのだと曹洞宗の尼僧の青山俊薫氏は言います。
「変わりつつ永遠の命を生きる」というのが仏教の見方なのだそうです。
水は海になったり、雲になったり、虹になったり、時には雨や雪になったりして、形を変えながら永遠に続く姿を表してくれます。
これを哲学者の西田幾多郎さんは、「非連続の連続」という言い方をされています。
雨が大地に落ちたからといって水が消えたわけではなくて、水から頂いた命が、また水に帰るだけでそれは永遠に続いてていきます。
それと同じで、仏の命を頂いて、私という人という命を頂けば、生まれる日があり、やがてはさよならしていい日もあるけれど、それはなくなってしまうのではなくて、天地いっぱいの仏の命に帰るという事なのだそうです。
だから、人の魂は永遠に生き続けるのかもしれませんね。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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