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私は"自分のため"にしか頑張れなかった|22年続けた看護師の本音

看護師の職場で威圧的な先輩や理不尽な同僚に悩んでいませんか? 22年間現場で働き続けた看護師が、心を折らずに働き続けるメンタル筋トレ法を実体験で解説します。


毎朝、職場に向かう足が重くなっていませんか?

「また今日も、あの先輩の機嫌を伺わないといけない」
「新人の指導をする余裕なんてないのに、なぜ私が…」
「患者さんのためと思っても、こんな状態人間関係じゃ、もう無理」
そんな思いを抱えながら、それでも白衣に袖を通す毎日。

私は看護師として22年間、働いてきました。その中で、本当にたくさんの「癖のありすぎる先輩」を見てきました。そして、挫折していく後輩たちも数え切れないほど見送ってきました。


綺麗事では生き残れない現実

看護の世界って、本当に過酷です。
仕事の大変さ、給料とのアンバランス、精神的ダメージ、肉体的疲労…
これらの問題は昔からあるのに、今もそのまま山積みです。

過酷な環境の中で、人は誰しもが優しくなれません。心の余裕がないまま、同僚や先輩、後輩と関わり、人間関係はどんどん悪化していく。

怖い先輩だけが悪いわけじゃない。
環境を変えられない上司だけが悪いわけでもない。
時には、新人看護師側にも問題を抱えていることだってある。

私たち看護師は、みんな何らかの「モンスター」として、誰かに影響を与えてしまっている。それが、本来の「患者さんのためにチームで一丸となってケアする」という看護のあるべき姿を壊してしまっている。


「メンタルが強いね」と言われ続けた私の本音

同僚からよく言われました。
「メンタルが強いね」…この言葉。

でも、メンタルが強いわけじゃないんです。
だって、めちゃくちゃ凹んでますから。毎回ちゃんと落ち込んでます。

本当は強くはない、だけど、めちゃくちゃ弱いわけでもないのかも。
悩んだり落ち込んだりはするけど、まあまあ早い段階で「次をどうするか」を考えている自分がいる。

「私みたいにはできない」とよく言われました。
最初は「そんなことないよ」と思っていました。

でも、ある時、一緒に働く同僚看護師に言われたんです。
いつもの言葉…と、それに続くワード。
「そういう発想とか視点で見れるって、そんな簡単にできないよ」
「問題の本質を見抜いて解決する能力、そういう力があるの凄いよね」
「だから、メンタルが強いのかもね」
「しかも無意識なんでしょ、それ、もっと凄いんだよね~」と。

その時初めて、自分を客観視しました。
確かに振り返ってみると、私には一定のパターンがありました。無意識にやっていたことを、同僚の指摘で初めて「見える化」できたんです。

それで気づいたんです。
これは特別な才能じゃない。思考の習慣なんだって。

だからこそ、「私みたいにはできない」じゃなくて、「習慣として身につけられる」ものなんです。具体的な実践方法は人それぞれ違っても、考え方や視点を変える習慣をつけていけばいいんです。そうすれば、無意識のクセみたいになって、長く悩み続けたり、そこから抜け出せなくなったりすることは絶対に減る。


私が辿り着いた「自分のため」という答え

ここで、私の中で一番大切にしている考え方を、お話しします。

「どれだけ大変なことでも、辛いことでも、人って自分のためなら底力を発揮できる。だから、世の中のなんでも、最終的には『自分のため』と思って取り組む。これが一番チカラを発揮できる方法」

極端に聞こえるかもしれません。でも、これは私の実体験での結果です。

世の中には、心の底から「誰かのため」に動いている素晴らしい人がいることも知っています。でも、私はそうはなれなかった。
だけど、「自分のため」と思ったら頑張れる。それが、回り回って「誰かのため」になればいい。基準はいつも「自分」なんです。


悪循環を断ち切るために

私だって、看護師の世界で疲弊している人たちの中の一人です。

『メンタル筋トレ』を続けてきた私は、これからも現場で自分の心を守りながら働くことはできると思います。でも、一人で耐えても、ぜんぜん仕事量は減らない、むしろ増えるばっかり。
「あの人は強いから」
「メンタルが強いから大丈夫」
そう言われて、さらに負荷がかかる。

メンタルが強くなったから、大丈夫なわけじゃない。現場にモンスター化した看護師がたくさんいる限り、この悪循環は終わらない。
人手不足 → 過酷な労働環境 → 心の余裕がなくなる → 人間関係が悪化 → 看護師が辞める → さらに人手不足
この悪循環を、どこかで断ち切らないといけないんです。


『メンタル筋トレ』の本質

私がお伝えしたいのは、威圧的な態度をとる人や、人の気持ちを考えない発言をする人たちを肯定することではありません。その行為は問題です。

でも、それをまともに受け取って自分が傷ついたり、壊れたりしないようにする。誰かの言葉や態度で不要なダメージを受けない方法。そのための筋トレなんです。

心を強くもとうと努力しても、「何を言われても、何をされても、ぜんぜん傷つかないようになる」のは困難です。相手の行動や考え方を、こちらが変えようとしても無理です。

でも、それを受け取るのはこっち側。なので、自分の方は自分でコントロールできるんです。

根拠もなく、理由もないまま、相手の行動や発言をマイナスなものからプラスなものへと受け止め方を無理に変えても意味がない。それは、無理矢理にただ思い込もうとしているだけ。

私の『メンタル筋トレ』は、無理矢理に違う解釈をするのではなく、自分なりに、自分基準で受け取ることができるようになるんです。

気にしない、無視する、見なかったことにするという、はねのける方法ではない。自分なりに、ちゃんと受け取るんです。

相手から発せられたものを、そのまま受け取るのではなく、自分なりに、自分基準で受け取る。そのために、いろんな視点で見る力を養ったり、発想の転換ができるように、トレーニングしていく。

「自己中心的」というと、マイナスなイメージかもしれませんが、自分を守る、自分らしく、自分のペースで、自分の考えや気持ちを大切にするという意味では、「自己=中心」は当然のこと。自分の人生なんだから、「自分のために」が一番良い解決法なんです。
まさに、字のとおり「自己=中心」で考えていきましょう。


チームワークの本当の意味

看護師として、どんな人ともチームワーク良く協力して、患者さんのために動く。これ、言葉どおりにできれば理想的です。

でも、20年以上も生きてきて、どの人も「自分」というものがある程度できあがっています。それを他人が無理やり変えることなんてできない。自分だって、なかなか簡単には変われませんよね?
その人は「そういう人」「こういう人」ということを理解したうえで、「じゃあ、自分はこの人とどう付き合う?」「どの距離感で接する?」それを決めればいいんです。

仲良くなれと言っているわけじゃない。ただの仕事仲間の一人でいい。
もっと言うと、絶対プライベートでは関わりたくない、ただの同僚でいい。
それ以上でも、それ以下でもない。

普段から忘れっぽい同僚に大事な用件を任せっぱなしにしないですよね。託すにしても、何らしかのフォローや確認はする。でも、その人がみんなが怖がって声をかけられない医者と普通に話せるなら「これも聞いて」ってお願いしませんか?

人には向き・不向きがある。得意・不得意もある。苦手な事やマイナスな部分は誰にでもある。でも、得意な事やプラスな部分は最大に使ってもらえば周りは助かる。

相手の特徴や考え方を知ったうえで、その人に振り回されずに看護師としての仕事をそれぞれが遂行する。その結果、忙しい現場もちゃんと乗り切れた、早く終わった。こうなれば、立派なチームワークの一つの形だと思いませんか。


あなたの心を守るために

今、あなたが感じている辛さ、理不尽さ、やりきれなさ。それは間違っていません。でも、その感情に飲み込まれて、自分が壊れてしまったら、自分を含め誰のためにもならない。

一番大切なのは、あなた自身が看護師として、人として、自分の人生を大切にできること

「誰かのため」と思って頑張ろうとして、潰れそうになっているなら、一度立ち止まって考えてみてください。

まずは「自分のため」に働いてみませんか?
自分が納得できる働き方で、自分が壊れない方法で、自分の人生を大切にしながら看護師を続ける。それが結果的に、患者さんのため、チームのため、看護師という職業全体のためになる。


なぜ私がこの発信を始めたのか

実は私、文章を書くのも喋るのも得意ではありません。でも、なぜnoteで『メンタル筋トレ』や『モンスター攻略法』シリーズを書き始めたのか。

それは、一人で努力しても、この悪循環は変わらないと気づいたからです。
私がどれだけ「自分のため」と思って現場で頑張っても、理不尽なことは起こり続ける。勝手な同僚はたくさんいるし、「なんやねんこれ!」って怒りと奮闘ばかりでした。

せっかく看護師になって、この仕事を続けようと思っている自分が、現場で「自分のために」とどれだけ努力しても、この方法だけでは根本的な改善にならないと思ったんです。


なぜnoteで発信しているのか

私は表面的なキレイごとを伝えたいわけではありません。一般的な対応策や考え方を伝えたいわけでもありません。

私の実体験を通して、この方法で効果は確実にある、誰でも応用すれば使える方法だと思うから、じっくり文章でしっかり伝えたいと思って、noteを選びました。

今回の記事のように、キレイごとだけじゃない本音の部分も含めて。
まだ読み手や有料記事の購入者は少ないですが、もっとこのnoteをきっかけに交流ができたらと思っています。

文章で伝えようとしても、なかなか伝わりにくいニュアンスもあります。読者さんの目の前のモンスターは、私の出会ったモンスターと似ていても、違う部分もあると思うので、「私だったらこういう視点で見る、こう捉える」といった具体的なアドバイスができたら、もっと分かりやすいのかもしれません。

だから今は、noteでできるだけ実体験をもとに詳しく書いています。


「モンスター攻略法」から「メンタル筋トレ」へ

同僚の指摘で自分の思考パターンに気づいた時、「これを他の看護師さんにも伝えられたら」と思いました。

でも、一方的な情報発信だけでは効果が薄い。なぜなら、読者の多くは「苦しさの真っ最中で、余裕がない状態」だから。

読者が求めがちなもの:

  • 今すぐ使える具体策

  • 「この方法をすればうまくいく」という保証

  • 気軽に読めて、すぐ救われたい

でも私が伝えたいのは:

  • メンタル筋トレという本質的な「在り方」

  • 体験談はあくまで一例として

  • 擬似体験を通じて「自分なりの方法を見つけてほしい」

この読者のニーズと私の伝えたいことの間にギャップがあることは分かっています。

だからこそ、モンスター攻略法という具体的な体験談を入り口にして、メンタル筋トレという本質に気づいてもらうという構成にしました。

そんなときこそ、メンタル筋トレの第一歩を始めてほしい。最初の観察の部分だけでもすれば、そこに必ずヒントが隠れています。突破口になる光が少し見えるはずです。


「方法」ではなく「在り方」を伝えたい

私がnoteで書いているモンスター攻略法も、メンタル筋トレの方法も、あくまで一例です。私の出会ったモンスターに、私だったからできた方法。
全く同じ方法だけで解決するとは限りません。だからこそ、この考え方を軸にして、その人に合った方法を一緒に考えていきたいんです。

私が本当に伝えたいのは「方法」ではなく「在り方」。
「この方法が正解ですよ」ではなく、「どんな環境でも、自分の心を折らずにいられる視点や在り方」を一緒に見つけていきたいんです。

体験談を読むことで、擬似体験を重ね、自分のモンスターに立ち向かう自分なりの方法を見つけてほしい。そのために、このシリーズを書いています。


あなたが求めているもの、私が伝えたいもの

正直にお話しします。
あなたが今求めているのは、おそらく「今すぐ使える具体的な答え」だと思います。「この方法をすればうまくいく」という保証。気軽に読めて、すぐ救われたい。そう思うのは当然です。苦しさの真っ最中で、余裕がない状態なんですから。

でも、私が本当にお伝えしたいのは、状況を改善するための根本的な力をつけること

メンタル筋トレは、ベース・本質の部分を切り替えて、トレーニングすることで、状況を改善する力がつくものです。

最初は簡単に思えない筋トレかもしれません。でも、1日5回の腕立て伏せが最初はきつかったけど、だんだん回数を増やせるようになっていくように、最初のきつさがなくなり、自然ともっとこなせるようになっていくんです。

まずは始めてほしい。そして続けてほしい。

即効性のある解決策を求める気持ちは痛いほど分かります。でも、その場しのぎの対処法では、同じ問題が形を変えて何度も現れる。

根本から変わるためには、少し時間がかかるけれど、確実に「自分が変わる」ことが必要なんです。


今日からできる小さな一歩

もしよろしければ、今日から小さな「観察」を始めてみてください。
職場で嫌な気持ちになったとき、
「今、私は何にどんな風に反応しているんだろう?」
「相手は、どんな状況でそんな態度になっているんだろう?」
答えを出そうとしなくていい。ただ、観察してみる。それだけで、突破口になる光が少し見えてくるから。

これが、メンタル筋トレの第一歩です。


同じ思いで発信されている皆さんへ

もしかすると、この記事を読んでくださっている中には、看護師の働く環境改善のために活動されている方、カウンセリングやコーチングをされている方もいらっしゃるかもしれません。

私はまだ発信を始めたばかりで、文章も決して上手ではありません。でも、22年間の現場経験から見えてきた「看護師特有の人間関係の課題」と「その中で心を守る具体的な方法」については、私にもお伝えできることがあると思っています。

もし私の体験談や視点が、皆さんの活動の参考になったり、皆さんがサポートされている看護師さんたちのお役に立てるなら、とても嬉しいです。

また、私も皆さんの発信や活動から学ばせていただきたいと思っています。看護師の働く環境を少しでも良くしたいという思いは、きっと共通していると思うので。

一人でも多くの看護師さんが、自分の心を守りながら、やりがいを持って働き続けられる世界を、一緒に作っていけたらと思います。


最後に

この記事では、具体的な対処法やテクニックはお伝えしていません。
でも、もしあなたが「変われるかもしれない」「自分のために頑張ってもいいんだ」「一人じゃないんだ」と少しでも感じていただけたなら、それがこの記事の一番の目的です。

今のあなたに必要なのは、希望と方向性。
そして、変化への第一歩を踏み出す勇気。

具体的なメンタル筋トレの方法や、実際のモンスター攻略法については、他の記事で詳しくお伝えしています。(この記事の最後にリンクあります)

一つひとつの体験談を通じて、あなたなりの視点の変え方、心の守り方を見つけていっていただけたらと思います。

私も完璧な人間ではありません。今でも凹むし、感情的になってしまう部分もあります。理不尽なことにも腹が立ちます。
でも、「自分のため」という軸を持って、自分の心を守りながら働く方法を見つけたことで、22年間看護師を続けてこられました。

あなたも、あなたなりの方法を見つけられるはず。
一人で抱え込まず、一緒にその方法を探していきませんか?


この記事を読んで、何か感じることがあれば、コメントやメッセージをいただけると嬉しいです。

あなたの状況に合わせた視点の変え方や、具体的な対策について、一緒に考えていきましょう。

私はこの考えをもとに、心を鍛える視点でモンスター攻略法を書いています。興味があれば、他の記事も覗いてみてください。

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