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振り向いたら前髪がなかった話



こんにちは。

小2の三つ子と年長の末っ子を育てている限界母、ゆみです。

子どもって、時々とんでもないことをしますよね。

そんな中でも、お母さんなら一度は経験があるかもしれません。

そう。

勝手に髪を切る事件です。

「ママ〜見て〜!」

いつものように可愛く呼ばれて振り向いたら、あるはずの前髪がない。

そんなこと、ありませんか?

え?

ないですか?

……私にはありました。

しかも二回。

今日はそんなお話です。

長女、前髪を失う

長女が3歳の頃。

三つ子はまだ3歳、末っ子はつかまり立ちを始めたばかりでした。

夫はサービス業なので土日祝日は仕事。

私は子どもたち4人と家でのんびり過ごしていました。

テレビを見たり、ボール遊びをしたり。

そんな穏やかな休日です。

その時、長女が嬉しそうに言いました。

「チョキチョキして、びりびりして、カタツムリ作ったの!」

保育園でハサミを使って工作をしたそうです。

一生懸命説明してくれる姿が可愛くて、

「そうなんだ〜!すごいね!今度見に行くね!」

なんて返事をしていました。

長女は昔から工作が大好き。

紙を見つければ描くか、切るか、貼るか。

ダンボールやトイレットペーパーの芯も、見つかればすぐに作品になります。

ただ、この時の私は気付いていませんでした。

長女の中にある、

「もっとチョキチョキしたい!」

という気持ちに。

嫌な予感


私は夕飯の準備を始めました。

我が家ではまだ本格的に髪を切ったことがなく、

「七五三が終わったら短くしようか」

なんて夫と話していた頃です。

ベビーサークルに末っ子を入れ、

子どもたちがテレビを見ているのを確認しながら料理をしていました。

ご飯を炊いて、

味噌汁を作って――

ふと気付きます。

あれ?

一人足りない。

ソファにいるのは長男と次女だけ。

長女は?

そう思ってキッチンを出ようとした時でした。

床に髪の毛が落ちている。

パラパラと。

え?

なにこれ?

嫌な予感しかしません。

犯人発見

長女はすぐに見つかりました。

ダイニングテーブルの下です。

しかも鼻歌まじり。

「チョキチョキ〜♪」

いや、本当にこんな感じでした。(白目)


楽しそう。

ものすごく楽しそう。

そして自分の前髪をザクザク切っていました。

前髪だけ見事になくなっています。

後ろの髪は無事。

でも前髪だけ壊滅。

七五三前なのに。

七五三前なのに!!


ハサミはちゃんとしまっていたはずでした。

どこから見つけたのか。

もうこんな所まで届くのか。

成長への感心と絶望が同時に押し寄せてきます。

もちろん、

勝手に髪を切ったこと。

勝手にハサミを使ったこと。

それはしっかり叱りました。

幸いケガはなし。

それだけが救いです。

長女はそれ以来やらなかったので、ちゃんと学んだのでしょう。

鬼のような顔をした母が相当怖かったのかもしれません。

ちなみに短すぎるオン眉になりましたが、意外と似合っていました。

若さってすごい。

そして数年後

長女の前髪事件から数年後。


またやるんです。

今度は末っ子が。

その日、いとこのKちゃんが床屋さんへ行くという話をしていました。

「Kちゃん、髪長くなったもんね〜」

そんな会話をしていると、

末っ子(当時4歳)が言いました。

「俺も行きたい!」

私は軽く返します。

「まだ前髪、目にかかってないでしょ〜。また今度ね!」

今思えば、もっとちゃんと聞いてあげればよかった。

やらかした

その日の夜。

末っ子がニヤニヤしながらやってきました。

前髪を手で押さえています。

「ふっふっふ〜♪ ママ!見て!」

その瞬間、私の表情が固まりました。


「え!?!?!?」

末っ子も察します。

あ、やばい。


「見せて!手どけて!」

末っ子
「ごべんなざい〜!!はずかじい〜!!」


この時のムービー、定期的に見ます。笑


無理やり手をどかします。

そして見ました。

ありません。

髪の毛が。

本当にありません。

「えぇーーーーー!!!」

やらかしたと気付いた末っ子は大号泣。

その声を聞きつけて長男、長女、次女も集合。

もう笑うしかありません。

長女に続いて末っ子まで。

我が家はどうなっているのでしょう。

坊主、確定


とりあえず現実逃避で動画を撮りました。

義母に送ると、すぐに駆け付けてくれました。

まだ床屋さんが開いている時間。

予定を全部中止して床屋へ直行です。

理容師さんは頭を見るなり言いました。

「坊主しかないですねぇ」

ですよね。

私もそう思います。

問題は別にありました。

耳の上に一か所。

ほぼ毛が残っていない部分がある。

ハサミをベッタリ付けて切った形跡です。

理容師さんと相談した結果、

剃り込みでごまかすことになりました。

4歳で剃り込み。

いやいや。

アラフォーの父ですら入れたことないのよ。

大きなため息しか出ませんでした。

意外と似合う

ところが。

坊主になった末っ子。

意外と似合う。

しかも本人はさっぱりして満足そう。

剃り込み部分をなぞりながら、

ちょっと嬉しそうです。

昼間に言っていた、

「髪を切りに行きたい」

は本気だったんだな。

ちゃんと聞いてあげればよかった。

ごめんね。

でも、かっこよくなったよ。

そう声をかけると、

末っ子はやっと落ち着いたのでした。

最後に

この出来事で学びました。

子どもの言葉は、意外と本気です。

長女はハサミで何かを切ってみたかった。

末っ子は本当に髪を切りたかった。

どちらもちゃんとサインを出していたのに、

私は忙しさの中で流してしまいました。

もちろん全部を聞いてあげるのは無理です。

でも、

「あとでね」

の中に大事な気持ちが隠れていることもあるんだなと思います。

みなさんもお気を付けください。

振り向いたら前髪がないかもしれません。

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