見出し画像

カワセミ写真館 #012

#012 水をまとう
カワセミの飛び込みは、一瞬です。
魚を狙って水中へ飛び込み、獲物をくわえて再び空へ。
その時間は、ほんのわずか。
だからこそ、連続した写真で見ると、普段は気付かない美しさが見えてきます。

水中から姿を現した瞬間。
まだ翼は見えず、水だけが大きく立ち上がっています。
カワセミよりも先に、水しぶきがその存在を教えてくれるような一枚です。

真正面へ飛び出した瞬間。
胸の白、オレンジ色のお腹、そして赤い足。
水滴が四方八方へ飛び散り、まるで水の中から生まれてきたようにも見えます。

水をまとったまま上昇。
羽が大きく開き始め、水滴が空中に散らばります。
私はこの瞬間がとても好きです。
カワセミだけでなく、水そのものが主役になっているように感じます。

そして、水を振り払いながら次の止まり木へ。
もう体からはほとんど水が離れ、飛翔の姿へ戻っています。
ほんの数コマ前まで水中にいたとは思えないほど、美しい飛び姿です。

飛び込みは魚を捕るための行動ですが、写真にすると、水と光が織りなす芸術作品にも見えてきます。
同じ一度の飛び込みでも、一枚一枚に違う表情があり、その変化を追いかけるのも野鳥撮影の楽しさだと思っています。

御来館ありがとうございました。
また次の一枚でお会いしましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊
この記事で紹介した機材は、私が実際に使用・愛用しているものです。
もし興味がありましたら、以下からご覧いただけると嬉しいです。
※当記事にはAmazonアソシエイトリンクを含みます。商品をご購入いただくと、売上の一部が活動の励みになります。応援いただきありがとうございます。


いいなと思ったら応援しよう!