推し活に罪悪感を感じた夜に──お金も時間も、私の「好き」は悪くない
1. 推し活が楽しいはずなのに、なぜか心がザワつく理由
推し活を始めたあの日のことを、あなたは覚えていますか。
ときめきが止まらなかった初めてのライブ、
震える手でポチッとしたあのグッズ、
「この歳で何やってるんだろう」と
心のどこかで苦笑いしながらも、
目の前の推しに夢中になっていた日々。
推し活は、疲れた心にそっと色を差してくれる、
大人になってから出会えた“青春の再来”のようでした。
仕事や家族、日々の責任に追われて
自分を後回しにしてきた毎日。
そんな私たちに、「好き」だけで繋がる世界は、
どこか懐かしく、そしてかけがえのないものでした。
なのに、ふとした瞬間――
幸せなはずの推し活が、
なぜか心にザワザワを連れてくる夜が訪れます。
「またグッズ買っちゃった。私、大丈夫かな?」
「家族の目がなんとなく気になる」
「自分だけのためにお金や時間を使って、いいの?」
「この歳で夢中になってる私は、ちょっと痛いのかな……」
現実の生活や世間の常識、家族の視線が、
私の好きの周りにうっすらと壁を作り始める。
ときには「推し活=悪いこと」みたいな気持ちにすらなってしまう。
本当はもっと素直に楽しみたいだけなのに、
心のどこかで自分を責めている自分がいる。
その理由を、
私たちは自分自身の中にある「優しさ」や「責任感」だと知っています。
家族のことを考えるあまり、
「自分ばかりが好きなことをして、ずるいかな」
「もういい年なのに、はしゃいでどうするの」
無意識のうちに、自分の好きにブレーキをかけてしまう。
けれど、それでもやっぱり、
推しの新しい発表に心が跳ね上がる自分がいる。
画面越しの推しに元気をもらい、
明日も頑張ろうと思える朝がある。
私たちの中には、
「大人としての私」と「推しに夢中な私」が
いつも同居していて、
そのたびに小さな葛藤と、
ちょっとだけの罪悪感が生まれてしまう。
2. 「推し活のためのお金と時間」に罪悪感が湧いてしまうワケ
人生の中盤を迎えて、
私たちはたくさんの「現実」と向き合っています。
子どもの学費や老後資金
親の介護や家族の健康
仕事や人間関係のしがらみ
自分の体力や気力の変化
そんな日常の合間を縫うようにして、
手にした推しのグッズ、イベントのチケット、
配信のためのスマホ課金。
「このお金、家族のために取っておくべきだったかな」
「推しのために遠征していいのかな」
「私のためだけの時間なんて贅沢じゃないかな」
現実がリアルであればあるほど、
推し活にかけたお金や時間が“無駄遣い”のように思えてしまうことがある。
それでも、あの夜のときめきや、
配信を見て涙した瞬間の記憶は、
決してお金や時間に換えられないものだったはず。
――けれど、人は弱いもの。
「これくらい我慢しなきゃ」
「母親として、妻として、ちゃんとしなくちゃ」
「もう若くないのに、何をしているんだろう」
社会の声や家族の視線が、
自分の「好き」に影を落とす夜。
だけど、
自分を喜ばせるためにお金や時間を使うことは、本当に悪いことなのでしょうか?
あなたが推し活をして心が満たされることで、
笑顔になれる日が増えたら、
家族や周りにもきっとやさしくできる自分でいられるはず。
それは決して、悪いことじゃない。
3. 「家族や周囲の目」が気になるときのモヤモヤ
「またそんなもの買ってきて……」
パートナーや家族にそう言われると、
胸がチクリと痛むことはありませんか。
イベントに行くとき「ちょっと用事があって」とごまかしてしまう
推しの誕生日ケーキを家族にバレないようにそっと食べる
家事を後回しにして配信を見る自分を、ちょっとだけ責めてしまう
大切な人たちには迷惑をかけたくない。
それでも、「推し」がいることで、
自分が自分でいられる時間をもらっている――
そんな“小さな幸せ”を家族に隠してしまうこともある。
周りの目が気になるあまり、
「自分ばかりが楽しんでいる」と思い込んでしまうけれど、
本当は家族だって、
あなたが元気でいてくれることをきっと喜んでくれているはず。
だけど、
「母親だから」「妻だから」「大人だから」
と自分を縛る鎖は、思った以上に強くて、
なかなか好きの気持ちを解放できない。
大人の推し活には、
自由の裏側に、いつもうしろめたさがそっとくっついてくる。
それでも、そんな自分を責めすぎないでほしい。
あなたの好きは、誰にも奪えない、
かけがえのないあなただけの心の財産です。
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大人の推し活セルフケア室
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