見出し画像

時時雑記(『はたらくすすむ』を読んだこと)

安堂ミキオ先生の『はたらくすすむ』(講談社 刊/ヤングマガジンコミックス)を読みました。全4巻で完結しています。

主人公は下着メーカーを定年退職した66歳の進さん。
妻に先立たれ、失意のなかでアルバイトを探します。

宴会場の仕事かと思って応募した進さんですが、
実際の勤務先は風俗店でした。

舞台はピンサロ「世界観」、
進さんはそこでボーイとして働くことになります。

風俗嬢、お客さん、スタッフ、オーナー、たわし(ハリネズミ)…
さまざまな関わりの中で、進さんは少しずつ変わっていきます。

進さんの変化に呼応するように、周囲もまた変わっていきます。
そして進さんの家族も。

このコミックス、購入したのは2022年3月です。
電子書籍でまとめ買いして、全巻を一気読みしました。

今回久しぶりに読み返してみて、
あらためて進さんの誠実さが沁みました。

真面目に仕事や人と向き合う姿。相手へのリスペクト。
自分の失敗や後悔から目を背けず、反省して、変わろうとするところ。

そして実際に変われる進さんが、
なんだかとても眩しく感じられました。

いくつになっても変わることができるのかな、なんて考えるのは
自分も年齢を重ねたから、かもしれません。

いいなと思ったら応援しよう!

福猫旅社 サポートうれしいです

この記事が参加している募集