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旦那が推し活を応援してくれた話

自分軸と他人軸①で主人が亡くなった後に不思議な事象があったとお話したのですが、その話をしたいと思います。

私は14年前から韓国のスーパージュニアというアイドルを応援しています。
ちなみに今日11/6はデビュー20周年の日。韓国でアイドルとしてデビューして7年続けば長い方と言われるのですが彼らは20年続いています。

私が彼らにハマったのは主人がすい臓がんの闘病中でした。
日本で言うならスーパー8(関ジャニ∞)のようなお笑いもできるアイドルです。

ハマった当時、彼らは遠距離アイドルと言われていて、いつ日本に来るかわからないアイドルでした。
ですから私は彼らが日本公演に来る時はできるだけ会いに行きました。
主人は最初、私が彼らに夢中になっていることがあまりおもしろくない様子でした。
Twitterでファンの方と友達になり、リアルにコンサートの時に会ったり、Twitterでやり取りしているのを見て「お前だけ楽しいのがムカつく」と言われたこともあります。

主人はすい臓がんでステージ4のb、いわゆる末期がんでしたが、治療を続けながら会社には行っていました。
「俺が病気なのに、お前だけ楽しんでる」といったやっかみではなく、ただ純粋に私が夢中になっていることにやきもちを妬いていました。

スーパージュニアにハマる前は韓国ドラマにハマっていました。
「冬のソナタ」が放送されていたころは次男が生後2か月で入院していたのでよく覚えているのですが、主人と一緒に二人で夢中になって見ていました。
ですから韓国のコンテンツに私がハマること自体には抵抗はなかったようです。
主人が亡くなる直前には「韓国語を話すお前が見たい」と言われて韓国に2人で旅行に行ったこともありました。
ちなみに韓国語は独学で勉強をし始めた時でしたが、ハングルの読み書きや簡単な会話ならできるぐらいでした。

主人の闘病6年の間は、子供たちのことは母に任せることができましたが、主人のことは私が一人で面倒を見ていました。
主人の姉家族も手伝うことはありませんでした。
精神的に崩れそうになる私の姿を主人に見せたら、共倒れになりそうだったので明るく振舞っていました。
痛みに弱い主人を「だいじょぶだいじょぶ!痛くない痛くない!」とたきつけるように励ましたりしていました。
でも本当は私の心は水風船がパンパンの状態でした。
つつけばすぐに割れて破裂しそうな水風船。空を見ては勝手に涙が流れるような状態でした、

そんな私に元気をくれたのがスーパージュニアと、ファンである友達でした。
彼らの曲を聴いたり、ライブDVDを見ていたり、Twitterで友達と会話している時だけは主人の看病を忘れて自分の時間を持つことができました。
主人もそれに気づいていたので、彼らの初の東京ドーム公演の時は快くいかせてくれました。

2人で韓国旅行に行った直後、主人は腸閉塞を起こして入院しました。
すい臓がんを切除した際に、ガン細胞が腹膜に転移し、腹膜播種を起こしていました。その播種が大きくなり、腸を圧迫していたのです。
主人は腸と、播種を切除する手術を受けることになりました。
また韓国に行きたいと主人は言っていたので数か月後に行くことにしていたのですが、行けなくなったことを謝っていました。
その後は抗がん剤がつらいと受けることを辞めて、残りの時間を家で過ごしていましたが、精神的に主人も私もつらくなり、緩和ケア病院に入院しました。入院した当初はまた腸閉塞も起こしていましたが、治療すれば退院できると言われていました。しかし、1か月ほどで亡くなりました。

ここから本題の不思議な話です。
主人が亡くなった後、しばらくしてから私は韓国で行われるスーパージュニアのコンサートやイベントに行くようになりました。
家から関西空港までは車で行っていました。
ある日も爆音でスーパージュニアの曲を流して歌いながら高速道路を関空に向けて走っていました。
すると突然、音楽が止まりました。どのボタンをおしても再生されません。
ふと前を見ると、高速道路の分岐でした。
そのまままっすぐ行っていたら和歌山、右の分岐に行けば関空でした。
その音楽が止まらなければ私は気づかずに和歌山まで行ってしまって、乗るはずの飛行機に乗れなかったと思います。
そして関空に続く橋、関空橋を渡る直前に再生することができました。

この不思議な現象にプチパニックを起こしましたが、すぐに
「お前、韓国行くんやろ?浮かれとったらあかんで。和歌山行くんかいな」
と主人が言っているように感じました。

電化製品やオーディオは目に見えない力が働いて誤作動を起こすと聞いたことがあります。
私の初めての霊体験とでも言えるかもしれませんが、全然怖くありませんでした。

亡くなってからも私の推し活を応援してくれた主人の話でした。

読んでいただきありがとうございました。

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