見出し画像

居残り給食から30年、たどり着いた食べ方



今日、ふと小学生のころの給食を思い出した。


酢豚のパイナップルとか、クジラの肉とか、どうしても食べられないものがあって、休憩時間が終わって掃除の時間になっても、ひとりで残って食べていた。あの時間のこと、なんとなく覚えている。誰かに急かされるでもなく、静かな教室で、スプーンをにぎっていた。


中学に入ったら、だいぶ早く食べられるようになった。仕事をするようになったら、さらに早くなった。環境って、ちゃんと人を変えるんだな、と思う。慣れとか、空腹とか、まわりのペースとか、そういうものが少しずつ自分を作っていったんだろう。


でも今の私は、特に夕飯のときはゆっくり食べている。べつに意識して変えたわけじゃなくて、気がついたらそうなっていた。居残りしていたあの子と、どこかでつながっているような気もする。


それでいい気がしている。あなたの「食べ方」も、今の自分に合っていれば、それでじゅうぶんだと思う。

いいなと思ったら応援しよう!