もっちゅりん vs I’mドーナツ 〜私の胃袋をめぐる仁義なき戦い〜
娘のお友達から「これ食べてみて」と渡されたのが、今話題のミスタードーナツのもっちゅりんだった。

かわいい。あの赤いパッケージのキャラクター、なんか絶妙にニヤッとした顔してる。
「どうぞ食べてみてよ、でもウフフ…」みたいな、ちょっと余裕ある顔。
私はそのニヤニヤに若干プレッシャーを感じながら、おそるおそる手に取った。

きな粉をまとったそのフォルムは、ドーナツのくせに妙に「和」の風格を漂わせている。
「私、ドーナツなんですけど、魂は大福なんで」という感じ。そして…ひと口。
もちっ。
もちっ…じゃなくて、もちもちもちもちもちもち——!!

え、ドーナツ?これ本当にドーナツ?お餅が「ドーナツのコスプレしてみました」って言ってきてる。
きな粉の香ばしさがふわっと鼻をくすぐって、甘さは控えめ、でも滋味深い。正直、お茶が飲みたくなった。急須を出したくなった。
確かに美味しい。美味しいんだけど——
そこへ颯爽と登場したのが、娘が買ってきてくれたI’mドーナツ。
オールドファッション系のゴツゴツしたビジュアル、砂糖がけのバキバキした表面。
見た目は「昔ながらのあんちゃん」みたいなたたずまいなのに、ひと口かじった瞬間——

ザクッ、ふわっ、とろっ……ん??
外はサクサクなのに中が柔らかくて、油のコクと甘さのバランスが「これが私の求めていたものだ」と細胞レベルで叫んでいる。
気づいたら2個目に手が伸びていた。
もっちゅりんよ、あなたはたしかに素敵だった。でも私の中のナンバー1は——
I’mドーナツ、あんた一択や。
もっちゅりんをずっと前から食べてみたかったので、願い叶って落ちついたな〜
