26年で初めてのドキドキ
結婚のため、夫とこのマンションに暮らし始めて26年。
それなりに快適に暮らしてきました。
夫は24時間勤務の仕事で、ほとんど顔を合わせるタイミングもありません。
夜中の危機に、いつも夜勤でいなくて途方に暮れる3児の母です。
子ども1人でも夜間に体調を崩せば、夜間救急病院へ。
残る子ども2人を家に残しておくこともできず、起こして連れて行く大移動でした。
服薬中で車の運転ができない私は、途方に暮れつつ、それこそ髪振り乱しフルタイム勤務の会社員をしつつ、育児をしてきました。
なぜか、我が家で何かが起きる時、いつも夫は家にいませんでした。
タイミングが、ことごとく合わないのです。
初めて迫り来る危機
夜中0時、そいつはやってきました。
大きなGです。
このマンションで遭遇した初めてのG。
思わず声が出ました。
今晩、最大の危機に初めて夫がいる!
寝ている夫を起こし、Gが出たことを告げました。
夜勤明けで疲れているし、もしかしたら「自分で何とかしろ」と言われるかもしれない。
覚悟をしつつも、助けてくれるはずと一分の期待を抱いていました。
なんと! 夫がGをガムテープで確保し、処分してくれました。
結婚して初めて危機を救ってくれました。
しばらく時間が経過してこのnoteを書いていますが、
まだ心臓がドキドキしています。
頭の片隅では、さっきの声、近所の方が勘違いして警察に連絡していないかの不安が押し寄せてきます。
まだ警察は来ない。
なんとか大丈夫だったかしら。
夫には頼れないって、ずっと遠慮をしていたけど、心のどこかで期待していたみたい。
だって、真っ先に夫を起こしに行ったもの。
私、子どもが巣立ち、母親として子どもを守らなければという気持ちが弱くなったことを、自覚させられました。
夫が寝ていたとしても、子どもが小さくてGが出たとしたら、1人で退治したはずです。
人命を預かる夫の仕事に影響が出たら困りますから、これぐらいのことで起こせないと判断したでしょう。
夫に頼れた私の変化、これも新鮮な感覚です。
変わっていないと思っていたけど、変わっていた私の強さと弱さを気付かせてくれたGよ、ありがとう。
