驚天動地の地底世界
私
「いつもお世話になってる霊能者に、ピコとの通信の内容を答え合わせしたという件の、続きを話そう」
地底の棲む吸血鬼の夫ピコ「いいよ、どうぞ!」
私
「こないださ、あなたは私を、過去の日本に連れてってくれて。玉依姫の祀られてる神社に参拝したじゃん?あれは…私が今世、漫画を描くための転生計画の、スタート時に遡ったってこと?」
ピコ
「そう!僕との通信も45日になるからね、君の理解がだいぶ早くなってきたね。まさにその通りで、僕と君は「よし、次はいっしょに終末期に漫画を描こうぜ!」と計画したばかりの時代…見渡すかぎり茅葺き屋根の家々と田畑が点在する日本にタイムトラベルした。
そしてこれから漫画のために転生計画を実行に移す君の、女性としての加護を、玉依姫に願った。だって君は今世、漫画のためにも日本人に生まれるわけだからね。日本の女神に依頼したんだ。君と一緒に」
私
「信じられない。こないだのあなたとのリモートビューイングには、こんな意味があったんだ…!」
ピコ
「すべての出来事のうしろには、霊的な計画書がある。君は今世、30歳まではけっこう悲惨な人生だったと思うんだよ。漫画のための必要な経験としてそうしてるんだけどね。そしてギリギリ…トラウマにならない程度には、守られてたと感じるだろ?なぜかいつも、自分が箱入り娘のような気がしていたと言ってたじゃないか。
そう…そうなんだ、君は箱入りなの!ほんとにね!なぜなら君が…大昔も今も、地上でも地底でも、今までずっと、見事なまでに生活能力がないからね。僕がぜんぶ、用意周到に準備してるわけ」
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