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画像差分でキャラを動かすPNGTuberソフト「Diff Motion」の紹介と使い方

今回は私が開発した「Diff Motion」という画像差分でリップシンクや瞬きなどでキャラを動かすことができるソフトについて紹介します!

  • 画像差分と音声だけで動くシンプル仕様

  • 綺麗に投影可能なSpout2出力(OBS等)

  • ホットキーやAPIによる簡単な表情切り替え

といった特徴をもとに、本記事ではこちらを深掘って解説と、実際のセットアップから使い方までを幅広くまとめています。

イラスト差分だけで簡単にキャラを動かしたい方々の参考になれば幸いです。例:YouTuber・VTuber / キャラ制作者 / クリエイター…など。

※本記事の最終更新:2026/8/6


インストール方法

BOOTHからダウンロード

まず、Diff Motionのソフト取得方法としては上記BOOTHのページから購入することができます!

購入後に「diff-motion Setup 1.x.x.exe」というファイルが.zipにあるので展開しておきましょう。

※Mac版は「diff-motion-1.x.x.dmg.zip」「diff-motion-1.x.x-arm64.dmg.zip」でApple Silicon版・Intel版に対応

簡単セットアップ

Windowsセットアップ
Macセットアップ

セットアップは非常に簡単で、「diff-motion Setup 1.x.x.exe」を実行して手順に沿ってインストールをするだけでOKです。
Macの場合も対応するものをインストール。

そしたらディスクトップやアプリ一覧に「Diff-Motion」というショートカットアイコンがされるので今後はそこから起動ができます。

起動後の画面

※途中で警告が出る場合がありますが、そのまま「実行」または「許可」を選択して続行ください


準備するもの

それではキャラを動かすための事前準備として、画像差分を用意する必要があるので参考となる例を共有しておきます。
イラストレーターさんなどに依頼する際などはこちらをもとに制作をお願いするとスムーズだと思うので活用ください。

また、画像差分は3パターンあるので、差分イラストを揃えられそうなパターンで用意していただければと思います。(.png推奨)

画像差分(目・口・表情)

①シンプル - 2枚パターン

目の瞬きとマイク音声に応じた口の開閉が実現できます。これだけでも基本的な動きは表現可能。

②スタンダード - 4枚パターン

紺色のパーカーを着たアニメ調の女の子のキャラクターイラスト。表情のバリエーションが4種類並んでおり、左から「目開き・口開き」「目開き・口閉じ」「目閉じ・口開き」「目閉じ・口閉じ」の状態が描かれています。各画像の下部には「Sample」の透かしが入っています。

目開き状態で口差分「開き」「半開き」「う」「え」「閉じ」のパターンと、目閉じ口閉じで構成されたパターン。

母音に応じて口の形が変化して瞬きも定期的に行います(瞬きのタイミングで口は閉じますが、あまり気にならない自然な動きです)

③フル - 10枚パターン

紺色のパーカーを着た女の子のキャラクターイラスト。合計10種類の表情差分が、上段5枚・下段5枚の2段構成で並んでいます。各イラストの上部には黒い背景に白文字で、目と口の状態を説明するラベルが配置されています。

上段:すべて「目開き」の状態

左から1枚目:「目開き - 口開き」驚いたように口を大きく開けた表情。

左から2枚目:「目開き - 口半開き」少しだけ口を開けた表情。

左から3枚目:「目開き - 口『う』」口を小さく丸めた表情。

左から4枚目:「目開き - 口『え』」口を横に広げて笑っている表情。

左から5枚目:「目開き - 口閉じ」口を閉じてわずかに微笑んでいる表情。

下段:すべて「目閉じ」の状態

左から1枚目:「目閉じ - 口開き」目を閉じ、口を大きく開けて笑っているような表情。

左から2枚目:「目閉じ - 口半開き」目を閉じ、少しだけ口を開けた表情。

左から3枚目:「目閉じ - 口『う』」目を閉じ、口を小さく丸めた表情。

左から4枚目:「目閉じ - 口『え』」目を閉じ、口を横に広げて楽しそうにしている表情。

左から5枚目:「目閉じ - 口閉じ」目を閉じ、穏やかに微笑んでいる表情。

6枚パターンに加えて目閉じの各種口の差分を追加した10パターンとなり、これで母音に合わせた口の変化と自然な瞬きが実現できます。

■ 表情差分も必要に応じて

通常に加えて表情やポーズ等をホットキーやAPIで切り替えを行うことができるため、必要に応じて上記パターンと同じ要領で表情差分なども用意すると良いかと思います(例:笑顔、驚き、手を添える、腕組みなど)


ソフトに差分をインポート

ソフト右側のプリセットで各種パターンを選択して、先ほど用意したイラスト差分をセットしていきます(クリックでファイル選択か、ドラッグドロップでも挿入が可能です)

プリセットごとに表情差分となる画像をセットするイメージです。
+ボタンで追加でき、削除や折り畳み、名前設定などが可能。

また、プリセットの状態はソフトを閉じても保持されますが、テンプレとして保存や読み込みを行うこともできます!

.dmpreset拡張子で保存されて、インポートも可能です。


Diff Motionの使い方

マイク選択してリップシンク

マイクは右上から設定でき、こちらに入力された音声を元にリップシンクが動くイメージとなります。(ミュートはマイクボタン押下)

また、VB-CABLEなどの仮想マイクを活用すると合成音声ツール(VOICEVOX等)から出力された音声をもとにリップシンクが可能です。


VADモードで人の声だけに反応

v1.4.0以降でVADモードを追加しました!
マイク横のボタンで有効にすることが可能です(差分が2・4枚の際に利用可能。10枚の際は不可)

こちらを有効にすると、マイクに入る音量でリップシンクが反応するのではなく、人の声だけを検知して反応します。

つまり、雑音やタイピング音などの人の声以外に反応しなくなります
※OFF時は既存の音量ベースでリップシンク


Spout2出力設定

Diff MotionはSpout2出力に対応しています!
これにより、アバター部分だけ綺麗に投影することができ、ウィンドウを縮小してもしっかり映すことが可能です。

OBSやShoostなどSpout2に対応してるソフトで活用でき、特に配信者やVTuberにとっては必須級の機能かなと思います。

OBSであればプラグインをインストールして、Spout2 CaptureソースでDiff Motionを選択すればOKです。

Spout2出力を有効化をON

Diff Motion側では設定ボタン > 「Spout2出力を有効化」をONにする必要があります。

また、Diff Motionは⊞ボタンから新規ウインドウを開くことができるのですが、それを活用することで複数キャラのSpout2出力も可能としています。
※2つ目以降はDiff Motion_2のような名称で出力

複数キャラでもSpout2出力可能

※Spout2はGPUが必要ですが、Diff Motionは背景色の変更や設定の非表示機能もあるので、ウィンドウキャプチャなどを使用することも一応可能

追記:Mac版のリリースに伴いSyphonも利用可能になりました


表情切り替えとAPI

プリセット切り替えのホットキーを登録

表情変化(プリセット切り替え)は各プリセットにてホットキーを登録することができ、その内容をもとに切り替わります。

なお、グローバルホットキーとなっているので、Diff Motionが非アクティブだったり縮小している状態でも切り替え可能です。
毎回ソフトを表示したりする必要がないのでスムーズかと思います。

これは主に開発者向けですが、ホットキーによるプリセット切り替えの他に、APIによる操作も可能となっています。
※Diff Motionソフト起動中にhttp://localhost:37264/docs を開くとDiff Motion API Documentationを確認できます。

そのため、私が別で出品しているAIキャラと一緒に配信できる「配信パートナーAIシステム」にも連携済みです!


さいごに

今回はDiff Motionという画像差分だけでキャラを動かすツールについて紹介から使い方解説まで行いましたがいかがだったでしょうか。

ここで本ソフトを開発しようと思った動機について少し記載しておきますが、シンプルで使いやすく、APIやSpout2などを簡単に活用できるPNGTuberツールが個人的にも欲しかったからとなります。

なのでUI/UXについては丁寧でモダンな仕上がりを意識しました。
また、日本向けのPNGTuberツールが少ないように感じたので、本記事も含め日本ユーザーでも使いやすいかなと。

※ちなみにUI表示言語は英語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)にも切り替え可能で、リップシンクは言語不問(音声の波形・音量に反応)

以上、もし良いなと思ったら購入してみてね!

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