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私はリンゴより価値がある

長男が絶好調だ。
隣でずっと喋っている。

自分が読んでいる本の内容を私に共有したり
解いている問題の閃きを話したり
つまり、ずっと
「ねぇ、ママぁ~。」
と言っている。

長男の話すスピードはとても速く
それでも一応私は途中で
そうなんだぁ~、へー
と合いの手を入れている。

長男は私の合いの手を待つ様子はないし
聞いているのかも分からない。

あまりにずっと喋っているので、私も疲れてきて
それでも長男の喋りは止まる様子がないので
「ねぇママ、言わなくて良いんじゃない?」
と口を挟んでしまった。

そしたらなんと、間髪入れずに
「じゃあリンゴでいいや。」
と隣に置いてあったリンゴに話しかけ始めた。

おい!!
私はリンゴかよ!
と思わずツッコミ。

気にせずリンゴに話しかけ続ける長男。


だが、しばらくして言った。
「やっぱり、ママじゃなきゃダメだ。
僕は反応して欲しいみたい。」

リンゴ以上でホッとした。

私はリンゴより価値があるようだ。


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