「自分の足場を固めろ」
以前、恋愛の相談を受けたことがある。
彼女には、大好きな彼氏がいた。
彼に喜んでもらいたくて、
本当は自分が望んでいないことまでしていた。
それで、苦しくなっていた。
話を聞いていて、
私は気になったことがあった。
彼女の毎日が、
彼を中心に回っていることだ。
彼から連絡が来れば嬉しい。
来なければ不安になる。
会える日は幸せ。
会えない日は寂しい。
彼の機嫌が悪ければ、
「私、何かしたかな」と考える。
少し距離を感じれば、
どうにかして元に戻そうとする。
恋をすれば、
相手のことで心が揺れるのは当たり前だと思う。
私だってそうなるかもしれない。
好きな人から連絡が来たら嬉しいし、
素っ気なければ寂しくなる。
でも。
誰かの反応ひとつで、
自分の一日まで決まるようになった時。
恋愛は、
少し苦しいものになる。
彼女の話を聞きながら、
私は言葉を選びながら伝えた。
でも上手く伝えられなかったこともある。
そのことが引っかかっていて
私なりに考えたのだ。
今、私が彼女に伝えたい言葉。
もっと自分の時間を大切にしてほしい。
彼が何をしているかではなく、
あなたは今日、何をしたいのか。
彼がどう思っているかではなく、
あなたは今、どう感じているのか。
彼との関係をどうにかすることばかり考える前に、自分の生活に戻ってほしい。
そして強く
こう言いたい。
自分の足場を固めよう!
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恋愛の世界には、
「追わせる方法」とか
「相手を沼らせる方法」とか、
いろんなテクニックがある。
返信を遅らせる。
こちらから誘いすぎない。
少し距離を作る。
そういうものを読んで、
なるほどと思うこともあるだろう。
でも私はこう思うよ。
仮にその方法で
相手を夢中にさせることができたとしても、
自分自身が
相手の反応に振り回されるままだったら、
本当の意味では、
何も変わっていないんじゃないか。
追われている間は安心する。
でも少し連絡が減れば、
また不安になる。
そしてまた、
新しい方法を探す。
それでは、
ずっと自分の心を相手に預けたままだ。
必要なのは、
相手を思い通りに動かすことじゃない。
自分が立っていられる場所を、
自分の中につくること。
好きなものがある。
やりたいことがある。
会いたい人がいる。
仕事がある。
ひとりで過ごす時間もある。
そして、
自分がどんな扱いをされたら嬉しいのか。
どんな関係なら心地いいのか。
何をされたら悲しいのか。
それを自分で知っている。
それが、
私の思う「足場」だ。
好きな人がいてもいい。
夢中になってもいい。
会いたいと思ってもいい。
寂しくなる日があってもいい。
でも、
誰かを好きになることと、
自分を明け渡すことは違う。
相手から返信が来なかったからといって、
あなたの価値が下がるわけじゃない。
誰かに選ばれなかったからといって、
あなたが魅力のない人になるわけでもない。
恋愛がうまくいっている時だけ、
幸せな自分になる必要もない。
恋愛は、
人生を彩ってくれるものかもしれない。
でも、
人生そのものではない。
だから私は、
誰かを沼らせる方法より先に、
自分が沼に沈まないための足場を作りたい。
そして、もし今、
誰かのことばかり考えて苦しくなっている人がいたら、
一度、
相手ではなく自分に目を向けてみてほしい。
「私は今、どうしたい?」
「私が本当に欲しい関係って、どんなもの?」
「恋愛以外に、私が大切にしたいものは何だろう?」
答えがすぐに出なくてもいい。
そこから少しずつ、
自分の足場はできていく。
誰かに追われる人になる前に。
誰かを夢中にさせる前に。
まず、
自分の足場を固めよう!💖
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